嵐の櫻井翔が今月5日放送の日本テレビ「news zero」に生出演し、ジャニーズ事務所の元所属タレントが創業者のジャニー喜多川前社長(享年87)から被害を受けたと訴えた問題について言及しました。
この問題について「約4万人分の署名」が与野党に提出されたと触れたあと、櫻井は神妙な面持ちで「この件について、自分の言葉でお伝えできればと思います。今回の件ですが、私には2つの側面があると思います」と切り出しました。「2つの側面」について「1つは今、問題の責任が問われている事務所に所属しているということ。そしてもう1つは大きな意味では自分は被害者側に見られうる立場に置かれているということ」と説明します。point 258 | 1
続けて「私にとって、この2つの側面を踏まえますと、コメントをすることは難しいと考えていました。今もまだどの立場でどうお話できるのか難しいのですが、お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいるということです」と心境を吐露しました。「かつて同じジャニーズJrとして時間を共にしてきた大切な仲間の中には、すでにこの世界とは全く違うところで新しい人生を歩んでいる人たちがたくさんいます。そういう人たちも含めてあらぬ臆測を呼び、今回の問題の対象になってしまうことは、何よりも避けなくてはいけない。避けたいと。そこを考える中で、私自身、発言すること自体がまた臆測を呼び、広げ、無関係な人々まで傷つけることにつながるのではないかということを恐れています」と、時折言葉を詰まらせながら、目に涙を浮かべてコメントしました。point 411 | 1
さらに「だからこそジャニーズ事務所は話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい。そして、被害を訴える方々、並びに本日提出された署名をしたみなさんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います」と訴えた。そして「最後にあらゆる性加害は絶対に許してはならないし、絶対に起こしてはならないと考えています」と厳しい表情で語りました。point 286 | 1
5月15日に放送された「news zero」では、この問題について触れたものの、月曜キャスターを務める櫻井がコメントをすることはなく、有働由美子アナウンサーが「この件については番組で話し合って、私が話します」とし「まずは被害については被害者のケアを最優先で考えてほしい。そしてエンタメを通じてたくさんの夢を見せてきてくれたジャニーズだからこそ、ファンや私たちが迷いなく夢を見続けられるようにしてほしい。そのためには今回の説明に留まらず、プライバシーを十分に守った上でですが、情報をオープンにする社会的責任を果たしていくべきだと思います。そして私たちzeroも性被害は絶対に許さないという姿勢で、しっかりと向き合っていきたいと思います」と伝えていました。point 382 | 1
【初報道】櫻井翔 ジャニーさん性加害問題について初言及 涙浮かべ、言葉詰まらせ「ジャニーズ事務所は、話したくない人の口を無理やり開かせることなく調査して欲しい」
目に涙を浮かべて言及。#嵐 #櫻井翔 #櫻井キャスター #NewsZero #ジャニーズ https://t.co/FFYWSg2bnr pic.twitter.com/lWar39HGZg
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