新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、歌手の工藤静香さんが“咳エチケット”に言及し、話題になっています。
工藤静香さんは20日にインスタグラムを更新し、「飛行機、新幹線、電車、バス、人混みの中でカバーもせずマスクもせず咳をしている方々、こんな状況ですから、少し考えていただきたい」と求め、その後の投稿では「マスクが品切れならば、咳、くしゃみの前に、ハンカチや、濡れティッシュで、カバーしてください」などとしました。point 217 | 1
また、「いつどうなるかわからないからね。バランスのいい食事をしてビタミン栄養補給忘れずに、免疫力アップで頑張りましょう」という投稿も見られ、新型コロナウイルスの感染に対する高い関心がうかがえます。
実は彼女が咳エチケットに言及したのは今回が初めてではありません。2年前から咳エチケットのマナーが守れない人に対してインスタグラムなどを通じて何度も苦言を呈していました。
例えば18年6月には、新幹線で風邪を引いた乗客と乗り合わせたことについて投稿。ゴホゴホとひどい咳をしていたと報告しました。また、18年12月にも、飛行機に乗った際に咳をしているのにマスクをしない男性と遭遇したことを明かしていました。その時の投稿でも「これ良くないと思います」とハッキリと断罪しています。男性が咳をするたびに飛び上がるほどの激しい咳だったにもかかわらず「咳して口抑える代わりに鼻ほじってましたから」と男性の態度についても皮肉を交えながら強い口調で非難していました。「風邪引いて外出するときはマナーとしてマスクをするようお願いします」と強く要望しています。point 342 | 1
また、19年10月にもインスタグラムで「風邪を引いていらっしゃる方は、マスク着用をお忘れなく。マナーを守りましょう!」などと投稿していました。
これらの投稿からも工藤さんの咳エチケットに対する意識の高さがうかがえますね!しかし、今回の投稿はこれまで以上に強い口調で書かれていたこともあり、ネット上では「もっともなことを言ってはいるが、問題なのはその言い方」「上から目線なのが腹がたつ」という声もありました。また、「ぜんそくなどの持病がある人もいるのに、咳をしただけで白い目で見られるのは肩身が狭い。感染予防は大事だけど、身体が弱い人のプレッシャーにはならないようにお願いしたい」といった内容の投稿も見受けられ、咳に対する過剰な反応に行き過ぎだと警鐘をならす声も少なくはないようです。point 269 | 1
マスクをすることはもちろん大事だと思いますが、咳に敏感になりすぎるのもそれはそれで困りものかもしれませんね。皆さんはどう思いますか?
何にせよ一日でも早くコロナウイルスが収束することを願うばかりですね。