夏の参院選に向けて動き出している自民党。憲法改正実現本部では憲法改正に向け全国各地で集会を開く動きのようです。憲法改正を主張するもおかしな点があるんだとか。一体どんな話が待っているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
安倍氏の提議
安倍総理時代には以下4つを「変えたい」とまとめて提起しています。
“自衛隊明記”
“緊急事態条項の創設”
“参院選の合区解消”
“教育環境の充実” (?)
立憲民主党は反発
憲法改正について立憲民主党の枝野代表は反対を口にしており、
・権力を誰にゆだね、ゆだねられた権力をどういう手続きでどう使えるか決めるが憲法
・定義が共有されておらず、法律の親玉が憲法だと勘違いしている人が山ほどいる
・そもそも権力側が憲法を変えようとするのは変
という考えを示しています。まさに教科書通りと言ったところです。
猿でも分かるおかしい点
枝野代表の言う通り、権力側が「変えたい」と言い出すこと自体がおかしいですし、憲法第9条を維持したままで自衛隊の存在を明記するのは支離滅裂です。“教育環境の充実”に至っては憲法とどのような関係があるのかすら不明で論外です。
憲法改正の“本当”の狙い
恐らく安倍氏が考えている憲法改正の目的は
“自衛隊を都合よく使うこと”
ではないかという声が浮上しています。
終いには「このような考えを持つ人に憲法をいじらせたらどうなるか猿でも分かるだろう」と言われる始末です。本当に憲法改正なるのか非常に気になるところですね。
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