悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビの笠井信輔アナウンサー(56)が24日、自身のブログを更新しました。入院直前のテレビインタビューで「恐怖をばら撒いてしまった」とし、謝罪しました。
入院5日目の23日に、抗がん剤治療を開始したことをブログとインスタグラムで報告していました。「私は『痛み』に救われたのでしょう」「入院して良かったと思えたのは、体の痛みが減ったからです」など、“痛み”にまつわる内容を投稿しました。
笠井アナは「実は、同じ境遇で闘病中の皆さん、これから病と闘おうとしてる皆さんに謝らなければいけないことがあります。」と前置きし、「私は入院直前のTVインタビューで『CVポート(抗がん剤の点滴を効果的に行うための小さな装置)』を胸に埋め込む手術が“怖い”と発言しました。白血病だった友人が『自分もCVポート使ったけど、とにかく痛いから』と今回教えてくれたので、『今から痛い事とか考えたくないんです』と、そのまま全国の皆さんにむけて話しました。」と説明しました。
「しかし、入院翌日に行ったCVポート設置手術はほとんど痛みはなく、今日初めて行ったCVポートに抗がん剤用点滴針を刺す瞬間の胸の痛みは『チクッ』という程度のもの。恋の胸の痛みの方が大きいくらいです。」とし、「こういうことは体験してから語ったほうがいいと、つくづく思いました。不用意にCVポートの恐怖をばら撒いてしまったようで、申し訳なかったです。“私の場合は”、抗がん剤治療用のCVポートの設置から使用まで、痛みは“今のところ”ほとんどありません。安堵しました。」とつづりました。
また、23日深夜の更新したインスタグラムでは「抗がん剤治療1日目も終わろうとしています。夜になって家族が様子を見に来てくれるというので『コーンフレーク買ってきて』と頼んだ結果がこの写真」とベッドの上で食事する姿をアップしました。「今朝、『めざましテレビ』で見てしまったんです。M1勝者、ミルクボーイの鉄板ネタ『コーンフレーク』を」としましたが、「コーンフレークはまさかの売り切れ!だったようで、別のシリアルで我慢しました。」とつづりました。
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「この顔で食べたということは…そうなんです。副作用は出ましたが、なんとか1日目はクリアできました」と笠井アナ。「でも笑顔なのは、予想よりも今回の抗がん剤が自分にあってるのではないかな?という予感がしてるから。甘いかな…」とつづっていました。