タレントで俳優の坂上忍さん(52)が4月17日、自身のブログを更新。
この日、坂上さんは「タダ働きすることを決めました」と宣言し、緊急事態宣言が発令されてから解除されるまでの間に得た収入を全て寄付することを明らかにしました。
坂上さんが「1回こっきりの…お知らせです」のタイトルで更新したブログ。
「ボク、タダ働きをすることに決めました。正確に言うと、緊急事態宣言が発令されてから解除されるまでの間、どれぐらいの期間になるか分かりませんが、ボクが得る収入は何かしらの形で寄付をさせて頂くことに決めました。」
と、このように宣言しました。
こうした決意を固めた理由については、『バイキング』の場所に立ち続けていることに、どこかで違和感を覚え、据わりの悪い状態が続いていたとしており、
「情報番組として発信し続ける、国家権力を国民の皆様が監視する為の、ささやかな橋渡し的役割ということは理解しているのですが、どうにもこうにも、その理由だけでは足りない気持ちになってしまいまして…。」と証言しています。
その後、坂上さんは寄付を公表すると「売名行為」との批判がある現状に触れ、
「あくまでもボクが自身の心のバランスを取るためのものであり、あえて公表に踏み切ったことも、身勝手な個人的なケジメとも感じています。よってボクに対するご批判は甘んじてお受けしますし、何を言っていただいてもかまいません」としています。
坂上さんは連日、お昼の情報番組『バイキング』でも新型コロナ関連の情報を発信し、
視聴者目線に立って、国民の思いなどをしっかり代弁してくれています。
坂上忍さんのギャラ全額寄付宣言という思い切った対応に対してネット上では…
「何かを出来るということは素直に素晴らしい」
「なかなか出来ることじゃない。ちょっと見る目変わりました。」
「かっこいいな!売名行為も何も関係ない、出来ることをする事が凄い!」
「売名行為ととる人もいるかもしれないが、なかなかできることではない」
「国民の1人として素直に感謝します。私にはそのような余裕はないので真似はできませんが、本当に素晴らしいことだと思います。」
などと称賛の声があがっています。
今後も放送が継続するとみられる帯番組の『バイキング』。
今後、緊急事態宣言が当初の発表通り5月6日で解除されるのか不透明な状況の中で、ギャラを全額寄付に回すというのは相当勇気のいることで、その決断は非常に大きいものだと思います。
こうした坂上忍さんの行動がきっかけで、今後支援の輪が広がっていくことにも期待したいですね。