俳優の坂上忍さんが25日、関西テレビ「おかべろ」に出演し、ギャンブル愛を語り話題になっています。
芸能界きっての大のボートレース(競艇)マニアとして知られる坂上さん。「20年ぐらいは年末、大みそか、ほんとに全額いってました。ほぼほぼお札は全部ですね」と毎年、大みそかのボートで全財産をつぎ込んでいたことを豪快に明かしました。
「僕、そもそもだらしなくて、もともとそんなに勤労意欲がある方でもない」とし、
(1)全額つっこんで勝てば働かなくてすむかもしれない
(2)全額すってしまえば、働かざるをえない
という2つの理由で、毎年大みそかに全額をつぎ込み続けていたことを説明。実際に「(勝って仕事を)1年休みました。どえらい勝ちました」と笑う場面も見られました。
逆に、一番負けたのは「およそ6000万」とキッパリ。
これを聞いたナインティナイン岡村隆史さんが驚きつつ、「6000万あったら…って、我々は思っちゃいますけどね」と口にすると、坂上さんは「僕だって思ってます」と苦笑い。
その上で、「倍になったら1億2000万。そうしたら来年仕事しなくていいわけじゃないですか。それが1レース、1レース、やっていく毎に崩壊していくわけですよ。もう死ぬんだろうな、って感じ。その感覚、体が覚えちゃって」「全てがなくなる(感覚)って分かります?」と苦笑していました。
そんな思いをしてでもギャンブルをやめられないのは「やっぱり…、震えたい」と話す坂上さん。「(大みそかギャンブルのおかげで)そうそうのことでは緊張しなくなります」と話し、出演陣らを笑わせました。
現在は「動物をお世話する施設(保護センター)」を作ったことから、そこに私財をつぎこんでおり、「残ったのを年末にボートにつっこんでる」と説明。「だからほんっとに金ないんですよ」口にして、世間のイメージほどに貯金がないことを訴えていました。
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