3月30日、ダウンタウンの松本人志さんが自身のツイッターアカウントを更新。同日に新型コロナウイルスに感染し他界した志村けんさんへの感謝の言葉を残しています。志村さんの訃報は日本中を悲しませ、志村さんをリスペクトし続けてきた松本さんもまたその一人でした。
松本さんはツイッターに「素晴らしいおじさん。ありがとうございました」とSNSに綴り、お笑い界の巨匠への感謝を投稿。
短いながらもその想いが十分に詰まった松本の投稿は126万を超えるいいねと、16万ものリツイートにより、確実に天国の志村さんにも届いていることでしょう。
松本のツイートにはフォロワーからも『ダウンタウンさんと志村さん3人が揃う姿見たかった…』『これからもドリーム東西ネタ合戦は続けてください。志村さんを思い出させてくれる大切な番組の一つです』などのリプライが寄せられていました。
また、ひと際目を引いたのは松本さんが20年以上前に出版した著書『遺書』の一部を引用した一般ユーザーからの返信。
そこには、松本さん自身がその才能と生き様を心から尊敬する“男ットコ前(おっとこまえ)”な人物が複数人紹介され、その中の1人が志村けんさんだったのです。
また松本さんは志村さんがお笑い一本で勝負し続けてきた“一途なお笑いへの愛”を称えており、当時、ドラマや歌に手を出さないという松本さん自身のポリシーと重ね合わせています。
実際、志村さんはデビューから50年近く経ってもコントというジャンルに特化した活動を一貫し、レギュラーだったコント番組を継続することでその姿勢を絶対に崩しませんでした。
若き日の松本さんにとって、そんな志村さんのお笑いへの愛情は大きな目標だったのではないでしょうか。
「尊敬する芸人」として志村さんの名前をたびたび挙げてきた松本さん。先月29日放送のフジテレビ『ワイドナショー』では「回復したときには、たばこをやめさせましょう。いまだに2箱吸ってるっていうんで」と心配しつつ「あんなハゲててね、ガールズバー、しょっちゅう行ってる。あんなハゲててね」と笑いを交えながら、志村さんの回復を願いエールを送っていました…。
バカ殿や変なおじさんなどお馴染みのコントキャラクターや、世間からも長年愛されている“アイーン”、“だいじょうぶだぁ”のギャグなど、そして様々な作品を世に放った志村さん。
多くの後輩にとっての道しるべとなったお笑いへの一途な想いは最大の功績になったことには間違いありません。