3月25日、情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)が、新型コロナウイルスに感染したお笑いタレントの志村けんさんについての特集を放送。その中で、〝ある演出〟を巡ってネット上では批判の声が殺到し、あわやの炎上騒ぎとなっているようです…。
30分間にわたって‟志村けん”特集
同番組では、「志村けん新型コロナウイルス陽性反応 現在人工呼吸器を付け治療中か」と題し、約30分間にわたって特集しました。
志村さんが2月中旬に胃のポリープの内視鏡手術をしたことや、その数日後に親しい芸能人を集め古希の誕生日パーティーを開いたこと、2016年に肺炎で入院歴があることなどなど事細かに解説していきました。
持ちギャグでイジリ
ニュースの導入として冒頭、志村さんのことが書かれているスポーツ誌を映し、『「だいじょうぶだぁ」ではなかった…』とナレーションとテロップで志村さんの持ちギャグにかけた紹介をしました。
『#志村けん頑張れ』がトレンド入り
志村さんは感染症の専門病院に転院し、人工心肺を装着するなど余談の許さない状況に陥ったという状態。
志村さんの所属事務所は「医療関係者にお任せしているとしか言えない。本人は病状の回復に全力で努めております」とコメント。集中治療室で人工呼吸器による治療を受けており、意識が混濁状態との情報もあります。
高齢、病歴あり、長年にわたる喫煙、相変わらずの酒好きという条件がそろっているだけに、重症化を心配する声があがっています。ネット上では『#志村けん頑張れ』のハッシュタグタグがトレンド入りするなど容体が注目されています。
視聴者の不快感を増幅
そんな状況でニュース番組が〝『だいじょうぶだぁ』 ではなかった…〟という信じがたいイジリ…。ただでさえ不謹慎さが漂う演出にもかかわらず、ナレーションの言い方がわざとらしいほど深刻そうな言い方だったため、視聴者の不快感を増幅させたと思われます。
元ネタとなった『志村けんのだいじょうぶだぁ』は、フジテレビ系列の放送網ということで、イジる特権があると考えたのでしょうか…。
ネットの声
今回の放送をうけ、ネット上では以下のような批判の声が多く寄せられています!
《死にかけてるのに不謹慎やぞ》
《ちょっと引いた》
《シリアスなトーンで「だいじょうぶだぁ… ではなかった」と読み上げる『グッディ』どうかしてる》
《この切り口はダメだ フジテレビは報道番組もどき過ぎるな》
《マジでさっきの何なん? マジで腹立つわ》
《フジの不謹慎体質って永久に変わらんのだろうな》
《だいじょうぶだぁ 言いたいだけやろ》