過去、ある中国の少女の一話が世間に広まり、応援の声が寄せられていたとのことです！
以前、外国のあるメディアは当時十五歳の若い年齢で「おばあちゃんの顔」で生きていた、中国の少女を紹介しました。
この少女は、かつて早老症（早期老化症）患っていました。そんな中、中国の遼寧（リャオニン）省瀋陽（シェンヤン）市のある記者会見場で、この少女の整形手術の結果が公開され、人々を驚かせたそうです。こちらに、気になるそのビフォー＆アフターをお見せします。
とても15歳とは思えないような印象を持っていて彼女でしたが、この整形手術で、本来の少女らしい顔で生まれ変わりました。
一方、早老症はギルフォード症候群とも呼ばれ、正常の人よりも8〜10倍程度速い速度で老化が進行する病気です。いまだに確実な治療法や予防法はない希少な病気で、おそらく先天的な遺伝子の異常によって発症すると言われています。
話題の主人公である少女は、1歳を超えた後からだんだんと皮膚がたるみ、シワができ始めたと言います。また、小学校に入学後は、同じ学年の子供達に「保護者だ！」などとからかわれるなど、いじめの対象になり、とてもつらい時間を過ごしたと伝えています。クラスメイトとうまく触れあえず、少女は段々と外出を忌むようになっていきました。頑張って中学校までは卒業したものの、それ以来は学業を中断し、自宅で過ごしていたそうです。少女は、「唯一の友達は鳩だけでした。鳩は、私がブサイクだとも思わないし、私のことを嫌いもしなかったからです。」と、当時の状況を語りました。
少女とその家族は、数え切れないほどの多くの病院を尋ねましたが、はっきりとした治療法を見つけられず挫折しました。ご両親の二人は、せめて顔だけでも本来の少女の姿に変えてあげたくも、高額の整形手術を受けられるほどの経済的な余裕はとてもないような状況だったそうです。
しかし、慈善事業家のクオミンイー（郭明义）のことを偶然知ったこの少女は、勇気を出して彼に手紙を送り、助けを求めました。心を動かされたクオミンイー氏は、この少女を瀋陽市の有名整形外科まで連れて行って、手術費の70％を負担し、少女に整形手術をプレゼントしました。
こうして、少女の整形手術が開始され、外科医10人、麻酔科医3名、看護師5人などにより、なんと7時間30分の長時間に渡ってオペが進行されました。そしてこの手術で、少女の人生は大逆転します。
手術後1カ月で新しい顔を迎えた少女は、感激の涙を流し続ける様子でした。
この心温まる報道を接した人々は、これからの少女の人生にたくさんの応援の声を寄せています。また、顔の変身に終わらず、彼女の病気の根本的な治療法が一刻でも早く開発されることを祈る人も多数でした。
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