今月11月4日、テレビ朝日で放送されたバラエティ番組「10万円でできるかな 3時間スペシャル」に、お笑いコンビ「タカアンドトシ」の二人出演しました。そこでタカトシが、芸能界ではもはや”タブー”とされている、アノ禁断の話題に触れてしまい、志村けんを凍りつかせたと話題になっています。
今回、タカトシのふたりは番組に出演すると、「10万円でできるかな 3時間スペシャル」の人気企画「スクラッチくじ」に挑戦しました。この企画の内容は、10万円を使い、どれだけ当たりくじを引けるかを出演者が自らの体を使って検証するというもので、かれらは湘南・鎌倉を訪れました。
このコーナーは運が大事になるものなので、志村けんさんは、コーナー内で「芸能界屈指の強運の持ち主」「強運師匠」として紹介されたのですが、実は志村さんも「スクラッチくじは人生初」ということで、実際は全く当たらないという結果が続きました。すると、それに対してタカさんが放った言葉が・・・
当たる気配のない志村さんをみて、強運を疑ったのか、突然タカさんは志村さんに対し、「師匠はギャンブル、競馬とかやるんですか?」ときいたのです。これに対し、志村さんは「競馬……はやりますよ」と少し間を置いて答えました。一見すると、なんてことのないやりとりにも見えますが、実はこれには大きな問題が・・・
というのも、実は理由は1981年までさかのぼります。実はこの年、志村さんは、ザ・ドリフターズの仲本工事、TBSの『8時だョ!全員集合』のプロデューサーと共に競馬のノミ行為という、”馬券を他人に買わせて配当金の一部を譲渡する行為。反社会的勢力が切り盛りしていた”ことがわかり、書類送検されていました。
これにより、芸能活動を1か月謹慎し、今でもこれは芸能界で広く知られた”タブー”な話題となっています。当然志村さんにとってももう二度と触れてほしくない話題であるため、間をおいての意味深な回答となったわけです。しかし、ともに1976年生まれのタカトシの2人にとっては知らなくて当然かもしれません・・・
この発言にネットでは「志村さんに競馬の話は厳禁なはずでは?」「あまりにデリカシーにかけるのでは?」とのコメントが集まっていました。