脳科学者の茂木健一郎氏が、5月12日にTwitterを更新。ジャニーズ事務所のタレントについて言及した投稿がネット上で賛否を呼ぶ事態となっているようです。早速見ていきましょう。
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茂木氏は12日放送の情報・報道番組『NHKニュース おはよう日本』(NHK総合)で、アイドルを目指す若者たちを取り上げたことに対して、「今日のNHKのおはよう日本はないだろ。ジャニーズ事務所のことを昨日のTBSのニュース23が報じて、NHKも朝のでいろいろ報じていたのに、一切なしで、『正直系アイドル』というくそどうでもいいネタ。そもそも『アイドル』という文化がダウトなのに、こんなゆるいネタやって、デスクさんどうしたの?」「今までのジャニーズ事務所を含めた日本のアイドル文化の最悪な部分をなんの批評性もなしに流している。こういうのニュースって言わない。NHK、変わらないとダメ。緊張感なさすぎ。」などと苦言を呈しました。
この投稿に続いて、「ジャニーズ事務所の問題は、ジャニーさんのこともそうだけど、歌も踊りもへたくそな若い男の子たちの学芸会のパフォーマンスを、『スター』というキャラ設定で垂れ流しして、番組のMCや大河の主役に起用して、日本のエンタメのレベルを落としてきたことへの検証こそメディアはやってほしい。」「歌でも踊りでも演技でも、ほんとうに卓越した人は、そこに紛れもない『個性』があると思う。日本のアイドル文化は、なにかに寄せていっているから、結局偽物にしかならない。」とツイートしました。
同投稿には1万3000の “いいね” がついていたため、茂木氏の発言に共感が相次いだ一方で、
- かなり昔の話じゃないですか?ここ数年は歌も踊りもかなりレベルが高くなっていますよ〜学芸会レベルなんてとんでもない
- 需要がある以上ビジネスとして成り立ってると思いますし、レベルの高いエンタメを作ってる方が仰るなら分かりますが……って感じですね。
などと、批判的な声もあり、賛否両論の意見が寄せられています。
茂木氏はこれまでも、爆弾発言で物議を醸してきました。やはり印象に残るのは、お笑いに関する発言でしょう。2017年、《日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン。》とツイート。これは『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志さんに釈明する事態となりました。
茂木氏は今回のジャニーズについての発言には、“強気”な姿勢を貫いていますが、ジャニーズの中にも高い実力があって活躍しているタレントもいますし、何とも言えないですね。。。
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