1歳男児の性器が成人男性並み?信じられない記事に、ネット上がざわついています。
かつて、インド英字紙ヒンドゥスタン・タイムズが報じた記事が、世界中の人々に大きな衝撃を与えています。記事によると、インドのデリーに住む1歳の男児が、深刻な思春期早発症に悩まされていると伝えました。
思春期早発症とは、通常よりも2~3年ほど早い段階で思春期がはじまってしまう状態を指します。 思春期とは、男性であれば声変わりや精巣の発育、女性であれば初経や乳房の発育などの二次性徴をもとに特徴付けられますが、こうした成長過程を通常よりも早い年齢で認めるようになった状態をいいます。
そんな思春期早発症に悩まされているという1歳の男児は、思春期性ホルモンが早い時期に分泌され、身体に影響を与える思春期早発症を診断受けたそうです。1歳なのに、すでに第二次性徴を経てしまったとは衝撃的ですね。
男児のお母さんは、「ただ体の大きい赤ちゃんだと思って病院に連れて行かなかった」と明かしていますが、1歳になった途端明らかにほかの子供とは違うと思ったそうです。
お母さんは男児の発達が深刻だと感じたそうで、病院に連れて行ったといいます。
そして、男児は生後18ヶ月のときに専門病院で精密検査を受けました。当時の男児の身長は95センチ。
同年代に比べて10〜15cmの身長が大きいほか、驚くのはヒゲ、体毛、さらには陰毛まで生え始めたというのです。
特に性器も成人男性のレベルに育った状態だったというので、お母さんも驚きだったことでしょう。
小児内分泌学の医師は、「男児の性ホルモンのレベルはとても高く、25歳の男性のレベルに達している。すでに第二次性徴を経ていた」、「この子は性欲も感じているに違いない」と伝えたといいます。
また、「1歳という若い年齢で思春期早発症を発症した場合、この先、精神的外傷をもたらす」可能性を指摘し、その理由については「赤ちゃんは感情を表現できず、自分に起こった変化を理解していないから」だと証言しました。
今回のケースのような現象は、10年に一度にあるかないかの珍しいケースだといいます。
その後、男児は月に一度、ホルモン治療を受けていることもわかっています。この思春期が何をきっかけになって始まるかは現在でもまだ正確にはわかっていませんが、男児の場合には、発見の困難な病気が隠れていることが多いので、特に注意したほうがいいそうです。
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