3月17日、お笑いタレントのぜんじろうが自身のツイッターアカウントを更新。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ドバイ空港で受けた“カジュアル差別“を明かしています!一体どんな差別を受けたというのでしょうか!?
ぜんじろうは、ヨーロッパからの帰国に際し、乗り継ぎでアラブ首長国連邦のドバイ空港へ到着したことを報告していました。
全身に防護服をまとう中国人の様子などの写真をツイッターにアップし報告すると、「ドバイでもカジュアル差別ありましたね 笑」とつづっています。
続けて、「喫煙室で欧州系の観光客が、僕からライター借りるのに『中国?』て言いながらつまむ感じ。僕、またかと思って笑いながら『中国違うよ。君イタリア人よね?』と返すと、隣でタバコ吸ってた女性が怒って『That is not funny』。そない怒って言わんでも 笑」とヨーロッパ系の観光客とのやり取りを紹介しています。point 279 | 1
今回の新型コロナウイルスは中国の武漢が発生源とされるだけに、“アジア系“を一括りにして警戒する人も多いのは事実。しかし、現在はイタリアやスペインでも深刻な感染被害が進んでおり、ぜんじろうのとっさの“カウンターパンチ“は欧州系観光客にとっては笑えないほどのダメージになったことでしょう。
ぜんじろうは以前にも英国の宿泊施設を利用した際、経営者夫妻から中国人だと勘違いされ、「いろんなとこ触らないでね」という差別発言を受けたと漏らしていました。
今回の件で我慢が限界だったのでしょうか、余裕を見せながらもヨーロッパ系の相手に「君イタリア人よね?」と即座に切り返す辺りはさすがです。
コメントには『かわしが素敵!関西人ってうまいなぁ』『いやおもしろいです』『痛快!』との称賛の声が。
ネット上でも『こういう返しがさっとできるのは良いな』『そのやり返しは正しい』『言われたなら言い返すのはいいと思った』とカジュアル差別への反撃に出たぜんじろうに対する好意的な反応が多くみられます。
基本的に外国での差別被害には“やられっぱなし“なことが多い日本人。ライターを借りておきながら失礼な質問をしてきた観光客にチクリと返すぜんじろうのタフなメンタルと頭の回転の速さは見習いたいものです。
ぜんじろうといえば、吉本所属のお笑い芸人で、一時期は“平成の明石家さんま”と称されて引っ張りだこでした。現在は海外を飛び回りながらスタンダップコメディに挑戦しているようです。
今回はその絶妙な切り返しが称賛を集めたぜんじろう。今後の活動にも期待したいものですね!