吉岡里帆が先月29日「第45回山路ふみ子映画賞」で女優賞を受賞したことを報告しました。同賞は映画人の育成、功績を称える目的で毎年開催され、吉岡は5月20日に公開された「ハケンアニメ!」に主演するなどの活躍が認められていました。
吉岡は「これからも日本らしさや歴史を伝えられるような作品に出ていきたいと身が引き締まりました」と抱負を語りました。今でこそ若手トップ女優の1人となったが、下積み時代にアルバイトの掛け持ちをしていたのは有名な話で、学生時代、地元関西から東京の養成所やオーディションに出向く費用を稼ぐため、多いときはバイトを4つ掛け持ちしていたそうです。
歯科助手やカフェ店員、居酒屋店員など職種はさまざま。長いバイト生活の中、珍事件もあったようで、お店でも自宅にいるような感覚だったようで、トイレの鍵をたびたび閉め忘れたと言います。あるとき、鍵をかけずにトイレに入っていたら常連客がうっかりドアを開けてしまったそうで、常連客もそうだが、吉岡もさぞかし驚いたことでしょう。
吉岡にとって、バイトは女優として1本立ちするまで生活費を稼ぐための手段でしたが、中には売れた後もバイトを続けて、吉岡にカルチャーショックを与えた女優がいます。
それは岸井ゆきのです。7月31日オンエアのラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』で吉岡と岸井が対談しました。岸井も上京後、バイトを3つ掛け持ちしていたことからアルバイトの話になったが、岸井はバイトを辞める気持ちはなかったとか。岸井は『バイトはバイトで好き』と言い、バイトを辞めるために頑張ってきた吉岡は『カルチャーショックを受けました』と驚いていました。実際、岸井は今も大晦日に寿司店でおせち作りのバイトをしていることを公言しています。
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