お母さんは、買わされていく自分の幼い子を見ながら、自分には何もできなくて涙を流すだけでした。
12月7日(現地時間)、メディアのクワイバオは、生まれて間もない乳児との生き別れに苦しみ、涙を流すお母さん犬の切ない話を写真で公開しました。
どんな人に買わされたのか、生まれて間もない子をきちんとお世話してくれるのか、
大事な大事な我が子たちと、一緒に過ごしたくてもできないお母さん犬。
目の前で子犬が一匹ずつ買わされて、お母さんは涙を流しました。
一体、なぜそんな残酷なことが起きたのでしょうか。
公開された写真の中、ミルクを飲むのに忙しい、生まれたばかりの子犬たちは、みんな同じお母さんが生んだ赤ちゃんです。
写真を見ているだけでも、かなり幼い子犬であることが分かり、まだお母さん犬が必要である時期です。
しかし、子犬たちをみんな育てることは、飼い主にとっては経済的にも困難でした。
悩んだ結果、飼い主は子犬たちを手放すことにしました。
鉄格子の中に子犬たちを入れたまま、飼い主は外に出かけました。
お母さん犬と子犬たちにとっては生き別れを作ってしまい、申し訳ない気持ちもしたけど、他に方法がありませんでした。
かわいい子犬はすぐに一匹から二匹と鉄格子の外に出て、新しい家族を見つけ、連れていかれました。
そこには、目の前で我が子たちを一匹ずつ失っていったお母さん犬だけが残り、落ち着かずに吠え続けていました。
ずっと一緒に過ごしていくと思っていた我が子たち。
生き別れをするべきだったのでしょうか。
現実に直面して、不安感を振り切ることができなかったお母さん犬は、最後に残った子犬の手を握ってあげました。
もう会うことはない自分の子たちを思い、一人で涙を流していたお母さん犬の姿を見た多くの人々も一緒に涙を流しました。
犬の飼い主によると、「犬が涙を流し続けて、心が非常に痛みました。しばらくはこの子だけをよくお世話するつもりです」と申し訳ない気持ちを見せました。
このニュースを見たネットユーザーたちは、「気持ちは本当に分かる」、「残念だけど仕方ない」、「子犬と最後のお別れをしているようだ」ち、犬の悲しみにたくさんの共感を示しました。