2014年、sekai no owariヴォーカリスト深瀬さんのギターに関する発言が大きくクローズアップされました。職業や年齢性別関係なく、ギターを愛されている方達からの反響が特に多く、深瀬さんの発言がギターという楽器について改めて深く考える機会にもなりました。sekai no owariはその独特なバンド形態や楽曲から、好みがハッキリと表れるアーティストでもあると思います。ビジュアル・楽曲・MVやLIVE演出のエンターテインメント性はとても幻想的で、そこに惹かれているファンも多いのではないでしょうか。
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ヴォーカル・ギター・ベース・ドラム・時にキーボードも含めた本格的な楽器演奏技術でファンを魅了しているアーティスト、そしてそのバンドのファンの方達が深瀬さんの発言を聞いた時、どうしてそんな発言をしたのだろうと疑問を感じた方も多くいました。楽器演奏は一朝一夕に巧くなるものではなく、ギターを演奏する事を真剣に考えて日々努力されてる演奏家の方達や、ギターを制作されてる職人の方達もたくさんいらっしゃる中での発言だったからこそ、ここまで大きな話題になったのでしょう。
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深瀬さんのまだギターなんか…という発言は、特に文字だけで捉えられた場合、読み手の方によって様々な感情があったと思います。簡単な文字だけで心情を語るのはとても難しいということも考えさせられました。深瀬さんもプロの音楽家なので、ギタリストの方達やギター職人の方達を不快にさせるのを目的として発言されたわけでは決してないと思います。
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昨今はバンドのジャンル、作曲方法、LIVEパフォーマンスも多種多様で、音楽に対する考え方や楽曲の好みも人それぞれです。ギター演奏も他のどの楽器の演奏も、高レベルのテクニックを身に付けるには気が遠くなる程の努力とそして才能も必要になってきます。
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ギター演奏だけではなくどんな職業でも、才能はやはり生まれ持ったものなんだと痛感する事があります。だからこそ、音楽制作をされる際、ギターの高等テクニックが必要な時はギターを実際に演奏する意外にも方法があると深瀬さんは伝えたかった気持ちもあるのではないでしょうか。
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ハイレベルで神秘的なギタリストのギターテクニックと、繊細且つ魂を込めた情熱でギターを制作されているギター職人様に魅了されながら、これからの音楽業界、そしてsekai no owariの楽曲の更なる進化と魅力に大いなる期待をしています。