絶対触ってはいけない!
2018年7月6日から西日本を中心に降り続けた記録的な豪雨により、家屋浸水や土砂崩れなど、各地で甚大な被害が相次いでいます。ニューズなどの映像で、多くの車が流されたり浸水しているのを見ますが…本当に恐ろしいですよね。
しかし、もっと恐ろしいのは『二次災害』です。
感電事故や車両火災の危険有り!
大雨で水没してしまった車の所有者に向けて、国土交通省は感電事故や車両火災の危険性があると注意を呼びかけています。
大雨で水没してしまった車は、水が引いて外見上問題がなさそうに見えても、感電事故や電気系統のショートなどによる車両火災が発生する可能性があるそうです。車の所有者は車の状況を早く確認したいと思いますが、二次災害を招いてしまいます。水没被害を受けた車両の持ち主に、国土交通省は以下のような対処を紹介しています。
1.自分でエンジンをかけない。
2.使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないで下さい。
ADVERTISEMENT 3.なお、使用するまでの間、発火するおそれがありますので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外して下さい。
使用するまでの間はバッテリーのマイナス側のターミナルを外しておくといいようです。とはいえ、車の点検は店に任せ、まったく整備したことがない人の場合は、慣れないバッテリーをいじることで感電する恐れがあります。そういった場合は、いじらず、近寄らずにすぐに整備工場や販売店に相談するほうがいいかもしれません。
また、ホンダのホームページの「クルマが浸水・冠水してしまったら?」というページにも、『ハイブリッドカーや電気自動車などの場合、感電する可能性があるので危険です。すぐに車両から離れて、Honda販売店に連絡してください』とあります。電気自動車リーフを販売している日産と、ハイブリッド車のプリウス等を販売しているトヨタのお客様相談室では、「リーフには、漏電遮断システムがついているので、漏電や感電しづらい構造になっていますが、今回の水害のようなケースでは、他の物にぶつかったり接触し、バッテリーが破損している可能性も考えられるので触らないようにして、まずはお近くの日産販売店にご相談ください」
「冠水したハイブリッド車は、何があるかわかりません。危ないので決して触らず、お近くの販売店か知識のある消防隊員の方などにご相談を。一般のお客様は、不用意に冠水したハイブリッド車両には近づかないでください」と回答しているようです。
こういう情報こそ、何度も流すべき!
ネットでは、『友人の消防士にいわれたことがあります。』『東日本大震災の時も問題になりましたよね。』『こういう情報こそ、何度も流すべきです。』『太陽光発電パネルも水没危険って聞いたけどなぁ。』など反応が大きいようです。
この情報、結構知らない方も多いようです。車の持ち主だけではなく、小さなお子さんが触れてしまうのも心配ですよね。
まとめ
災害時、必要な情報はシェアしましょう。
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