日本人の平均初婚年齢は男性が31.
2歳、女性が29.6歳(厚生労働省、人口動態統計より)となっている。
現在、女性の社会的自立、日本の経済の悪化、結婚そのものに対する意識の変化などが要因となっているようで、日本の晩婚化もかなり加速しているのが現状だ。
しかしこれは日本だけにとどまらず、海外でも同じ現象が起こっている。
タイでは、当時26歳になっても一度も彼氏ができたことがない娘を心配する父親が、婿養子探しに乗り出した。
オンラインメディア・ラッドバイブルでは、タイ南部のダンスポンジュでドリアンの果物農場を運営している男性、アーロン(Arnon Rodthong)の記事を掲載した。
記事によると、アーロンは、タイでもかなりの億万長者として知られているそうだ。しかも彼が運営するドリアン農園の価値は数百万ポンドに達しているという。
全てが順調で暮らしも豊かなのは確かだが、そんなドリアン農園を営む彼にとって、唯一お金以外の大きな悩みがあったという。
それは一度も彼氏ができたことがないという娘、カルンシタ(Karnsita)が結婚できないということだった。
娘は本当に26年間今まで生きてきて、一度も彼氏を作ったことがない。
そんな娘がもうすでに婚期を逃してしまい、結婚しないんじゃないかと父親は心配になったのだ。
アーロンは娘のために公開求婚に乗り出した。娘と結婚してくれるという青年に24万ポンド(約3500万円)を与えると発表したのだった。
彼が掲げた婿条件は非常に単純なものだった。
アーロンが決めた婿条件は単純なものだった、それは
「高学歴を求めているわけではない。何事にも真面目に取り組み、誠実な姿勢を持っている人」とし、「娘は中国語と英語が話せるので、言葉が通じる人であれば尚良いだろう」と説明した。
また、アーロンは娘と結婚が実現すれば、ドリアン農場を婿に譲ると約束した。
父親の公開求婚を遅れて知った娘は、「もしも誰かと結婚することになれば、私の家族を愛してくれる人がいい。真面目で誠実な人ならもっといいけどね。」と話した。
彼女に早くいい旦那さんができることを多くの人が願っている。
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