X
    Categories: CELEBENTERTAINMENT

脚本家クドカンの俳優としての実力は?


クドカンこと宮藤官九郎は日本を代表する脚本家として知られていますが、実は俳優としても活動されています。脚本家としてはあまちゃん、池袋ウエストゲートパーク、木更津キャッツアイなどの多くの人気作品を世に送り出してきました。


写真:moviecollection.jp

2003年、2008年には日本アカデミー賞も受賞しています。脚本家として第一線で活躍する一方で俳優、映画監督やバンドマン等、マルチにその才能を発揮しています。高校卒業後のクドカンは古畑任三郎で知られる三谷幸喜や踊る大捜査線の君塚良一をはじめとした多くの脚本家を輩出した日本大学芸術学部に進学しました。クドカンは途中で中退していますが、その後松尾スズキ主宰の劇団、大人計画に加わりました。クドカンはそこで、劇作家としての道を歩み始めるとともに、バラエティ番組での構成作家の仕事も始めました。
point 315 |

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:timelynewspape
脚本化、構成作家の仕事一方で、テレビドラマや映画にも俳優として出演をするようになりました。初期の90年代には北野武監督のキッズリターンや木村拓哉主演のギフト、織田裕二主演の踊る大捜査線などのヒット作に出演しました。大ヒットの刑事ドラマシリーズである踊る大捜査線では秋の犯罪撲滅スペシャルにしました。このドラマでクドカンは放火事件の実行犯役という非常に重要な役どころを演じました。このドラマのなかでクドカンは最後に逮捕されますが、その後踊る大捜査線の映画パート3でも、かつての犯人役として顔写真のみですが出演を果たしています。point 329 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:honwosyoukaisimasu
また、TOKIOの長瀬智也、窪塚洋介らの若手人気俳優が出演し自身が脚本を手がけた池袋ウエストゲートパークは多くの若者から人気を集め、クドカンの名を世に広めた出世作となりました。そのエンディングロールの中で謎のサムライの姿がありましたが、このサムライに扮していたのはクドカン本人でした。当時はあまり俳優としては顔をしられていなかったこともあり、あのサムライは一体誰なのだろうかとちょっとした話題にもなりました。point 275 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:news.point 58 | ameba.point 64 | jp

そして、2000年以降も嫌われ松子の一生やゲゲゲの女房、夢のカリフォルニアなど様々な作品に出演を重ねています。夢のカリフォルニアではキンキキッズの堂本剛演じる普通な人生を過ごすことに悩む主人公の兄役を演じました。普通の大学生の主人公とは正反対の海外を放浪する破天荒な兄役を好演しました。
脚本家としてもクドカンは個性的なキャラクターが出演するクドカンワールドと呼ばれる独特の世界観の作品のイメージが強いですが、俳優としてはどちらかというと癖が強い役というより、主人公の兄弟や同僚役などをじっくりと演じる名脇役タイプといえるのではないでしょうか。point 337 | 1

ADVERTISEMENT

point 0 |
写真:gattolibero.point 65 | hatenablog.point 76 | com

クドカンが俳優として出演する作品の多くは自身が脚本を手がけていない作品であることが多いのも特徴です。例えば2017年に出演したカルテットは、東京ラブストーリーなどで知られる坂元裕二さんが脚本を手がけた作品となります。脚本家として絶対的な人気を誇るクドカンですので自身の作品に出ることも希望すれば可能なのではないかと思います。池袋ウエストゲートパークの例などありますが、これはほんのちょっとの出演です。特にドラマの脚本となると非常に多くの時間を脚本の執筆に当てることになるため、俳優との両立は難しいのではないでしょうか。また、あえて他の脚本家の作品に参加することで自身の演技の幅を広げたいという気持ちもあるのかもしれません。point 390 | 1

ADVERTISEMENT


写真:oricon.co.jp

また、近年はリコー、任天堂、大塚製薬、サッポロビールなどのCMにも出演しており、ドラマはもちろん、CMなど、お茶の間でもクドカンの顔はすっかりお馴染みの姿となってきました。今後も脚本家としてはもちろん、俳優としても更なる活躍が楽しみな存在です。

ADVERTISEMENT