6日の夜、合成麻薬のMDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で東京地検に起訴された女優の沢尻エリカ被告が20日間の勾留期限が満期を迎えました。沢尻被告の弁護士側は保釈を請求し、保釈保証金500万円で許可。勾留先の東京・警視庁東京湾岸署から保釈されました。
今か今かと報道陣がカメラを構えるなか、警視庁担当者から知らせを受けた報道代表者が、「本人は裏門から出ます。何もしゃべりません」と。その瞬間、報道陣は一斉に裏門にかけだし…知らせ通り、沢尻被告を乗せたとみられる黒のワゴン車が地下から上がってきました。関係者が運転しているとみられ窓は黒色のカーテンで覆われていて沢尻被告の様子は確認することが出来ず、無言のまま走り去って行きました。
その後、沢尻被告は東京・新宿区内の大学病院に向かい、そのまま入院。今後は薬物治療を受ける予定だそうです。同日、発表された公式コメントでは「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております。今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切絶つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」とつづっています。
沢尻被告の釈放で湾岸署の玄関口で待ち構えていた、ある民放テレビ局の情報番組スタッフは次のように語っています…
「酒井法子やピエール瀧、田口淳之介など、近年芸能人が薬物事案で逮捕され、保釈される際には集まったメディアなどを通じて世間に謝罪するというのが、通例となっていました。そうした中、人目を避けるように裏口からこっそり“逃げた”のは世間的にも印象は良くない。沢尻被告に世間を騒がせた自覚があるのか甚だ疑問です」
一部報道では、沢尻被告の保釈の際に、関係者が本人に謝罪するように説得したが、「謝罪はしない」と沢尻被告が拒んだという情報が流れています。また、沢尻被告が“公開謝罪”を拒んだため、関係者がせめてもの策として、NHKが『ニュース7』を放送している時間帯に合うよう調整したのではといったウワサも。今回、NHKは沢尻被告の逮捕でもっとも被害を被ったテレビ局ではないでしょうか。何と言っても大河ドラマ『麒麟がくる』の主要キャストにキャスティングしていたわけですから…。
沢尻被告が午後7時25分頃に保釈され、メディアの前には姿を見せないまま、そのまま入院という形に。報道陣の前では頭を下げず「裏から逃げる」といった態度は、やはり‟沢尻エリカ”らしい気もします。
今後は、治療に専念するようですが芸能界復帰は難しいかも知れませんね….。