21日に放送された音楽特番『明石家紅白!』(NHK総合)で、紅白名物・小林幸子さんの超巨大衣装がサプライズで登場しました。他にも、11年ぶりの共演となる歌手・工藤静香さんも登場し、初のNHKホールでの公開収録で知られざるエピソードや、驚きのハプニングなどが繰り広げられました。
同番組は、本家・紅白歌合戦の舞台であるNHKホールにて初開催され、フォーク・歌謡曲からアイドルまで、実は超音楽通の明石家さんまさんが、「いま会いたいアーティスト」を呼び、自分なりの「紅白」を届ける内容となっています。今回のゲストは工藤静香さんをはじめ、小林幸子さん、Toshlさん、いきものがかり、Foorin、Little Glee Monster、甲斐バンドの7組。
Little Glee MonsterとMCのさんまさんが本音トークを繰り広げる中、後方中央、いきものがかりの隣に座っていた小林さんがモゾモゾと不審な動きを見せます。異変に気づいたさんまさんが声をかけると突然、「ちょっと…おトイレ行ってくる」と突然立ち上がり、足早に退出しました。これには驚いたさんまさんが「こんなのアリ?!こんなに自由でいいの?!」と大笑い。
さんまさんは「さっきからモゾモゾしたはるな…と」不思議に思っていたことを打ち明け、「俺、何か落ちたんかな…と(思ってた)」と話すと、いきものがかりのギタリスト・水野良樹さんも「なんか触れてしまったかな…、とドキドキしてました。なんか、触ってしまったか…と」と隣に座っていたため不安に思っていたそうです。しばらくすると、小林さんはにこやかな笑顔を見せながら再びNHKホールのステージに登場。
さんまさんが「あ、戻ってこれた。よかった、よかった」と安心した様子を見せると、会場からは拍手が起こります。その拍手に小林さんはにこやかに右手を挙げて拍手に応じると、さんまさんからすかさず「拍手はおかしい!」とツッコミが。小林さんは退出した理由について「スッて(抜けて)いけば分かんないかな…って(思って)」となんともない様子で明かしましたが、「ど真ん中でピンク(のドレス)が立って動き出したら(みんな気付く)」とさんまさんから再びツッコミを受けてしまい、会場は笑いに包まれていました。
また、プライベートでも仲良しだという工藤静香さんとのトークでは、さんまさんから「『コレか?』言うの、やめていただけない?」とクレームが。工藤さんによると、「娘たちが小っちゃい時から、さんまさんが帰る時に『さんまさ~ん、ありがとう。きょうは、コレか?』(とやる)」と、家族全員が小指をたてて、さんまさんが女性と会うことをとイジっているそうです。さんまさんは「そうそう、5歳児にやられると、こたえるのよ。『もうこんなことするの、やめよう』ってまっすぐ家帰ったことあったわ」と意外なエピソードを明かし、終始会場は笑いに包まれていました。