■エンブレムで話題に!デザイナー・佐野研二郎とは
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佐野 研二郎のプロフィールについて簡単にご紹介します。1972年7月29日生まれ。東京都出身。肩書はグラフィックデザイナー、アートディレクター、クリエイティブディレクター。また、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科の教授も務めてるとのことです。東京オリンピックのエンブレムのことでニュースでも話題となりましたが、まさかこの後パクリ騒動になるとは衝撃的でしたね。
■佐野研二郎の家族構成は?
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佐野研二郎の家族構成について紹介します。まず、佐野研二郎の父親は内科医です。現在はもう引退されています。そして兄は写真にもありますように経産省のキャリア官僚だそうです。ほかにも親戚もエリートなんだそうです。佐野研二郎の妻は、佐野研二郎が独立する前に勤めていた博報堂時代の同僚で、独立した現在は、佐野研二郎が設立したMR_DESIGNの広報をしています。妻は家族としてだけでなく、仕事の面でもパートナーだということです。妻以外に、佐野研二郎には娘が一人いるようです。
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前の職場、博報堂時代の同僚で現在は佐野研二郎の事務所で働く妻・恵子。気が強い女性として有名のようですね。
■佐野研二郎のエンブレムがパクリ問題に発展
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2020年の東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムに、一度は佐野研二郎がデザインしたものが選ばれました。しかしこのエンブレムのデザインがパクリではないかとの指摘があがりました。この騒動により、佐野研二郎はパクリ疑惑を否定しましたが、結局このエンブレムの使用は見送りになりました。本当にパクったんですかね?
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ご意見番としての発言が多い松本人志も、自身の番組で佐野研二郎のエンブレムは「クロ」だと発言していました。デザインにはいろいろな見方があるものの、素人である芸能人から見ても、佐野研二郎のエンブレムはパクリに見えたのでしょう。教授でもあり有名デザイナーですから非常に残念ですね。
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エンブレムを選考した、選考委員会にも疑惑の目が向けられました。というのも、エンブレムの選考委員会代表だった永井一正は、佐野研二郎がかつて勤めていた博報堂の代表取締役社長である永井一史の息子なのです。それだけでなく、永井一正は佐野研二郎とは多摩美術大学の教授仲間でもあります。つまり佐野研二郎とは親密な関係であることが判明しました。エンブレムの選考は初めから佐野研二郎に有利に働いていたのではないかといううわさも流れました。
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ニュースでも話題になりパクリではないかと報道が出てから、佐野研二郎は自分のデザインはパクっていないと否定してきました。しかし、結局疑惑は残ったまま、エンブレムの使用は中止になりました。その後、佐野研二郎は芸能人ばりにマスコミから追われることになります。いちデザイナーとして生きてきた佐野研二郎にとって、芸能人がスキャンダルを起こした時のような騒ぎになるとは思っていなかったでしょう。だいぶ干されましたね。
■佐野研二郎の事務所の現在は?
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パクリ問題が発覚したので会見も行いました。その会見後も事態は収まらず、佐野研二郎は表舞台から姿を消すことになりました。この問題によって佐野研二郎の事務所も倒産してしまったのではいかと心配の声もありました。しかし、その真相を追うべくマスコミは佐野研二郎の居場所や近況を、事務所に聞きに行っていました。ということは、事務所は存続しているということなので、事務所が倒産したという噂は事実ではなかったようです。
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パクリ疑惑で事務所は倒産したと噂されましたが、現在も順調に事務所は運営されています。普通なら業界から干されてもおかしくなさそうですが、佐野研二郎に同情的な仲間も多くいたらしく、表立った活動はないものの佐野研二郎は仕事を失ったわけではなかったようです。
■佐野研二郎が行方不明に?どういうこと?
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エンブレム問題が起こって騒動は大きくなっていく一方でした。佐野研二郎はマスコミの前に出てくることがなくなり、事務所のスタッフが対応に追われました。このころから一部では、行方不明では?との噂が出始めます。身を潜めて生活していたんですね。
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パクリ報道が過熱し、事務所の倒産まで噂されてころ、佐野研二郎はとうとう行方不明になります。エンブレム以外にも様々な佐野研二郎作品にパクリ疑惑が出て取材をしようと佐野研二郎のもとを訪れても、佐野研二郎は一向に姿を見せず、事務所の人間も居場所がわからないと答えるだけでした。行方不明になったのは佐野研二郎だけでなく、家族そろって行方不明になったともいわれています。その噂も本当ならだいぶ干されています。精神的にも参るでしょうね。
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驚くことに、エンブレム問題以降は、佐野研二郎がこれまでにデザインしてきた作品のいくつもがパクリではないか?と疑惑を持たれることにまで発展。しかも、佐野研二郎は「パクリ王子」と呼ばれるまでに。あまりに類似した作品が多いため、何かを真似たりパクったりすることを「佐野る」というなど、佐野研二郎を揶揄する造語まで出る始末です。
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エンブレムのパクリ疑惑が出た後は、ほかの作品にも追及の手が伸び、有名飲料メーカーがキャンペーンで出していたトートバッグのデザインも被害を受けました。佐野研二郎がデザインしたものの中で、元のデザインがこれではないかと指摘があがると、結局このキャンペーンで使用されていたデザインは使用を中止する羽目になりました。
■これまで佐野研二郎はどう過ごしていた?
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この問題が発覚してからは一切姿を見せなくなりましたが、佐野研二郎は勤めていた多摩美術大学の教授の席は失っていませんでした。大学教授をしながら、デザインの仕事も行っていたようです。海外に逃亡したなどのうわさもありましたが、佐野研二郎は仕事は減ってもデザイナーを続けていたんですね。
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現在の仕事はどうしているのか、あれから何をしていたのか。現在に至る佐野研二郎を知りたい人も多いでしょうが、取材は受けていないと言い、一切の情報はマスコミには漏れてきていません。それでも現在もデザイナーの仕事は続けているようです。風評被害を恐れて仕事を依頼しなくなった人もいるようですが、佐野研二郎の作品への評価は現在でも高いそうです。
■佐野研二郎は再び表舞台に立つのか?
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東京オリンピックのエンブレムのパクリ問題から現在までの佐野研二郎をまとめてきました。現在も教授をしながらデザイナーを続けている佐野研二郎。一度疑われてしまった問題は容易に消せませんが、今後もパクリと疑われることのない作品を生み出し、堂々と表舞台に帰ってくる日はあるのでしょうか。注目したいところですね。