明石家さんまの元相方が、5月19日に詐欺事件で逮捕されていたことや、さんまとは対照的に哀しい転落人生を送っていることが週刊誌『女性セブン』によって報じられました。
さんまの元相方である高橋平明容疑者(72)は、かつて「明石家小禄(ころく)」「五所の家小禄」「右京小禄」などの名で落語家として活動していましたが、現在は無職として生活していました。
高橋容疑者は2020年に知人男性に対して「イベントの仕事を受けたんだが、準備金が足りないので200万円を貸して欲しい」などとウソをつき、現金200万円を騙し取ったとして、詐欺容疑で逮捕されていたのです。
2人がコンビとして活動していた時期はかなり短かったのですが、解散後は高橋平明容疑者は1980年代に6人組コントユニット『カレッジI』で活動、芸能活動の傍ら京都で『スナック小禄』を経営していましたが、金銭トラブルや“闇営業”が原因で吉本興業をクビになり、同時期には笑福亭松之助さんに破門されたそうです。
女性セブンの取材に応じた落語家・笑福亭松枝さんは、当時の高橋容疑者が破門になった理由について「お金でしくじって破門になったと聞いている」と語り、その後1994年には巨額詐欺事件で逮捕されたそうです。
当時も2020年の詐欺内容と同様に母親の内縁の夫が亡くなったとして、複数の知人に「葬儀代が払えないので貸してほしい。香典で返す」と言って、約2,000万円を騙し取ったのでした。
さらにそ直前には、「おれはさんまの兄弟子やから、坂田利夫さんや山田スミ子さんを呼べる」など語り、当時経営していたイベント会社で着物の展示販売ショーを企画し出資者たちから約10億円を集めるも企画が失敗、出資者たちからは損害賠償を請求され、1993年9月に自己破産していたそうです。
その後2006年には知人等から約1.5億円を借り、失踪したまま後々は死亡説が浮上していたのでした。
しかし女性セブンの取材によれば、高橋容疑者は最近まで岐阜市内のマンションで60代ぐらいの女性と2人暮らしをしていたといい、「小柄で白髪交じりの短髪で、眼鏡をかけてニコニコしているおじいさん。会うと“仕事が忙しいんだよ”と言っていましたね」「去年末ぐらいに、パトカーが来て、おまわりさんもゾロゾロと集まったことがあったんです。おまわりさんに聞いたら“夫婦げんかです”と。その一件以来、おじいさんの姿は見かけなくなりました」と、近隣住民が証言していたことが明らかになったのです。
しかし最近再び詐欺事件を起こして逮捕され、さんまとはあまりにも対照的な転落人生を送っているようですね。悲しくも高橋容疑者は詐欺行為を働く際にさんまの名前も使用していたそうです。さんまはこの事実を知っているのかは不明ですが、なんとも呆れる人格と言っていいでしょう。今回の逮捕期間に更生してほしいものですね。
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