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「桜を見る会」に反社会的勢力が参加…菅官房長官「入ったのだろう」


26日、菅義偉官房長官は記者会見で、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が出席していたとの指摘について「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」と述べました。野党議員は、マルチ商法を展開し破綻した「ジャパンライフ」の元会長が招待を受けて宣伝に悪用したと国会で追及していました。週刊誌などが反社会的勢力の出席などを報じ野党も問題視しています。菅氏は警備体制の不備を認め、招待基準や安全確保の在り方を見直す考えを示しています。

産経ニュース

最近毎日のように報道をにぎわしている桜を見る会」。次々と問題が出てきて広がりを見せており、当分落ち着きそうないと思われていましたが、26日の記者会見で、菅義偉官房長官は「桜を見る会」に反社会的勢力が「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」との発言を述べました。

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そもそも「桜を見る会」とは、内閣総理大臣主催で開かれる公的行事です。1917年の「皇室が主催する観桜会」が始まりとされており、毎年4月の八重桜の見ごろに新宿御苑で開催されます。

NEWSポストセブン

桜を見る会の目的は、「芸能・スポーツ・政界・文化」などの各界から毎年功績のあった方々を招待し、慰労すること”だそうで、要するに、頑張った方たちを呼んで総理大臣とお花見をしましょう。という会です。

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桜を見る会は、あくまでも「公的行事」ですから、その費用は税金で賄われます。招待客の参加費は基本的に無料で飲食代や飲み物もすべて無料。しかも土産までもらえます。

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毎年招待客はとても華やかで、参加人数は年々増えているようです。2014年は約1万3000人でしたが、2019年には約1万8000人に増加およそ5000人ほど増えている事になります。もちろん、その分かかる費用も大幅に増える事に

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「桜の会」の招待客は「芸能・スポーツ・政界などの各界から毎年功績のあった方々の中から選ばれる」とされていますが、選考基準がどうも不明のようで….本来招待されるべき人が呼ばれずに、今回、菅官房長官が述べたように‟反社会的勢力”が呼ばれている現実…。

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反社会的勢力とは、「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は個人」とされている人たちのこと。つい最近でも、吉本芸人が反社会的勢力への‟闇営業問題”が大きく取り上げられましたが、国家の「公的行事」に関わりがあったとは、闇営業どころの騒ぎではない大問題でしょう。

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政府は13日、招待基準などを見直すことを理由に2020年の桜を見る会は「中止」にすると発表しました。これまでは「税金の使い方として不適切で、やめるべきだ」との主張する声も多く予算問題などが問題視されていましたが、今回の一件で開催自体が今後無くなる可能性が高くなりましたね。

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