『バイキング』(フジテレビ系)では14日、安倍政権が来年の「桜を見る会」を中止したことについて取り上げたのですが、
MCを務める坂上忍が過去に1度「桜を見る会」に出席したが、
ある事情から翌年の招待を断り、以降声がかからなくなったことを激白しました。
この日の番組では、公費を使っているにも関わらず、招待者基準が不明瞭で、
費用も人数も年々増加し問題となっている桜を見る会が来年、中止となったことを議論。
出演者の薬丸は、「僕は安倍さんの時ではなく、小泉(純一郎)さんの時に招かれた」といい、
その時の人数も「1万8000人なんてそんな人数じゃなかった。3分の1ぐらい」とコメント。
雰囲気を聞かれると「あんまり桜を見た記憶がない」と話し、スタジオも失笑が漏れた。
そんななか、薬丸と同じくMCの坂上忍も、2014年に開催された「桜を見る会」に出席したとして、
坂上が出席した理由については、
「僕は、小さい頃からお世話になっている先輩からお誘いを受けて、『こんな機会はないし、1回くらい行ってみようかな』と思って行きました」と明かしました。
また、そのときの体感として、「パーティー好きでもなく、そもそもそういう場が苦手なので、これって政権与党のファンクラブの集いなの? ってちょっと思ってしまった」
と、当時の状況を振り返りながら語り、
続けて「そうなると僕らの立ち位置って、よく言えば『華を添える』悪く言えば『客寄せパンダ』みたいなもので、これはちょっとさすがに来年はもしも呼ばれることがあったら行けないかなと思った」とも語りました。
坂上はその翌年も招待されたというが、
「そのときはお断りしちゃいました。それから一生呼ばれていない」といい、
これ以上は「桜を見る会」に招待されなくなったと明かしました。
同会をめぐる問題について、横澤夏子からは、
「呼ばれていない側からすると、何かいいな、ズルいなっていう気持ちになっちゃいますよね」
とコメントしていましたが、坂上も共感する形で、
「結局、安倍さんの支援者の方々も何で俺呼ばれてないの? 私も行きたい! ってなったらキリがない」
「そういう方々にとっては、安倍首相も昭恵夫人も大変心の広い人になりますけど、それをこんなにお金使ってやってしまっていいんですか? という問題ですよね」とコメントしていました。