2月6日午後0時50分ごろ、埼玉県入間市中神の武蔵野音楽大付属高校の男性教諭から、
「生徒が刃物で腹を刺された」と消防を通じて110番がありました。
同校3年の女子生徒=東京都=が左脇腹を刺されて救急搬送されましたが、
会話ができる状態で命に別条はなく重傷とみらています。
埼玉県警の発表によりますと、刺されたのは3年の女子生徒(18)。
事件があったのは同学校の1階職員室の隣の保健室で、
午後0時45分ごろ「キャー」という悲鳴を聞いた男性教諭が駆け付けると、
女子生徒が腹部から血を流して床に倒れこんでおり、別の女子生徒がナイフを持って呆然と立っていたといいます。
この日は期末試験期間中のため、午前中のみの授業で、大半の生徒は帰宅していました。
教室に残っていた生徒には事情を説明し、一斉下校させたとしています。
刺された女子高生は搬送時に意識はあったといい、重傷ではありますが命に別条はないとしています。
同県警は殺人未遂の疑いで同じクラスの別の女子生徒(18)を逮捕しました。
警察の調べに対して女子生徒は、「刺したことは間違いない」と供述しており、
県警は今後、詳しい状況を調べているとのことです。
また、女子生徒と同級生の担当楽器はいずれも打楽器で、
昨年10月の学園祭で同じ曲を演奏するなど仲が良く、2人とも熱心に勉強と音楽に取り組んでいたといいます。
事件を受け、同校は明日を休校措置を決めたとしていますが、
同学校の八木原副校長は「突然の出来事で、ただただ驚くばかり。今は被害者の回復を祈るばかり」と話しています。
これら一連のニュースを受けて、ネット上からは以下のようなコメントが寄せられています。
「立地条件と特殊な科であることから全体でも、とても少ない生徒数ですが、先生方は一流の音楽家でもあり、且つとても一生懸命に生徒の才能を伸ばしている学校です。それだけに、今回の事件はあまりにも不釣り合いでショックですが、何があったのかの究明とと生徒のメンタルケアをしっかりやってほしいです。」
「包丁を持っていること自体がおかしな話
交通トラブルで温厚な社長が自転車の通行人をナイフで刺した
ってニュースもあったが
なんで、凶器となる包丁やナイフを所持してたのか
普通の人は用も無いのに刃物は絶対に持ち歩かないよね」
「動機を知りたいです。理由もなく刺すはずがないので。」
などのコメントが寄せられていました。