お笑いタレントの今田耕司さんが20日、読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演。「極楽とんぼ」加藤浩次さんの吉本エージェント契約終了について言及しました。
番組では、9日吉本興業がお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次さんとのエージェント契約を、今月末で終了すると発表したことについて取り上げました。加藤さんによると今回のエージェント契約終了は、吉本興業側から「契約は延長しない」と言われた結果だそうで、今後についてはフリーで活動する意向を示しています。
この件について加藤さんと昔から親交のある今田さんは、「僕はちょっと電話いただいて…」と切り出し、「加藤浩次ってほんとにあのままの真っすぐな裏のない人間なんで、今、週刊誌に出てる情報をそのまま(伝えられた)」と明かしました。
続けて「やっぱりいてほしい人間やから。色んな後輩の相談乗ったりだとか…親分肌で後輩も慕ってる。人望もすごいし、芸人側のスタンスに立って物言える人間やし、いてほしかったけどなあ」と残念な思いを口にしました。
さらに、契約終了について出演者から「お金が取れないから契約しないのではないか」という話があがると、今田さんは「最近の西野(亮廣)といいあっちゃん(中田敦彦)といい、お金じゃないとこに吉本も行ってんのかなと思って。売り上げだけで言ったら、昔の吉本は絶対雇うはず。そうじゃない感じがする、今は」と指摘。この現状に「ただほんまに、吉本のボタンがどうしても掛け違ったまま進んだ気がするねん」と苦い表情を浮かべました。
また、「エージェント契約の仕組みからして、売れたら会社から切り捨てられることは当たり前」「さらに過去に問題を起こしたとなると、なおさら契約したくはないだろう」という出演者からの意見に「普通の会社やったらアウトなところを、『あほやなあ、分かったか』ってもう一回引っ張ってくれるのが吉本やったんですよ。だからみんなビックリしている。しかもさっきのお金のこともあるし、『まだ売り上げ持ってくんのに切るんや』っていう。だから新しい体制になろうとしてるんやなって肌で感じる」とコメントしました。