るろうに剣心は漫画から人気に火が付いたのですが、実写映画化もされて、さらに人気が高くなったともいえる作品です。実写映画化されたものは、るろうに剣心、京都大火編、伝説の最後編とがあって、いずれも高い評価を受けました。漫画に勝るとも劣らないぐらいの人気を獲得したといってもいいかもしれません。
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よく漫画から人気に火がついて実写映画化される作品は多いのですが、なかなか原作を超えるような人気となるものが少ないなかで、このるろうに剣心は実写映画化して成功した数少ない例といってもいいでしょう。この作品は原作の漫画でも迫力ある戦闘シーンの描写が売りの一つなのですが、これが実写版となっても表現できているところが凄いと感じます。よくある実写版になるとどうしても、原作のような迫力が出せないということがあるのですが、この作品は実写映画となっても迫力ある戦闘シーンが出来ています。そのため他のシーンも緊迫したシーンを次々に演出できているので、見ていてハラハラするような感覚が視聴率を満足させることが出来たのでしょう。
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実写映画の内容としては、原作の漫画をなぞるような感じで、かなり原作に近いものとなっています。これも高い評価を受ける理由の一つとなっているのかもしれません。原作と似たストーリーにした場合は、いかに原作に負けない演出が出来るのかということがカギになるわけですが、これを素晴らしい演出でしっかりと魅せています。
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原作が既にしっかりとしたストーリーが出来ているので、それに近い形で進行するストーリーも安定感があります。見ていてハラハラドキドキしながらもある意味では安心して見ていられる感じになっている気がします。
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京都大火編では京都を火の海にするというとんでもない計画が発覚して、それを阻止する為に主人公である緋村剣心が仲間と共にこれを阻止するために活躍するという話になっています。緋村剣心は人斬り抜刀斎といわれた殺し屋だったのですが、その後を継いだ志々雄真実によってこの計画がなされていることを知り、それを阻止する為に奔走することになります。そして、さまざまな強敵と戦いを繰り返していくことになっていきます。
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伝説の最期編では、いよいよ志々雄真実と最後の戦いをすることになりますが、この最後の戦いまでにさまざまな強敵が出てきて緋村剣心を叩きのめします。緋村剣心は師匠から奥義の伝授をされて、最後の戦いに挑んでいきます。