るろうに剣心の大まかなストーリーから、一部登場人物の紹介、そして、続編として18年ぶりに再連載されている北海道編の紹介をしていきます。
るろうに剣心の続編は、北海道編として、何が描かれるのか。
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この北海道編は、もともと作者である和月先生の中ではあったストーリーだったそうですが、1作目の明神弥彦に主人公である緋村剣心の愛刀である逆刃刀を譲る場面を最後に書き切ったということで、終わった作品だったそうです。無理矢理付け足したストーリーでは無く、もともと構想にあったという噂ですから、これは昔からのファンは非常に楽しみですね。
るろうに剣心とは?作者の方はどのような方?
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るろうに剣心とは、1994年から週刊少年ジャンプで連載されていた、明治時代の日本を舞台に描かれた人気作品で、アニメ化、実写映画化もされており、OVA、CDも出ています。作者は和月伸宏さんです。
ちなみに「るろうに」とは流浪人という作者が作った造語で、流れ行く浪人という意味だそうです。
江戸後期に活躍した、暗殺者である主人公、緋村剣心は、人を殺めたことを懺悔しながら、日本中を回って人を助けていたが、その途中の東京で貧乏な剣道道場を営む神谷薫と出会い物語が始まります。
明治の混迷期と、新撰組や、赤報隊、大久保利通暗殺事件などの絡みなど史実の部分をからめつつ、ストーリーは進みます。
彼の暗殺者としての懺悔と苦悩を、活劇として素晴らしいストーリーで進んでいくこの漫画は、爆発的な人気を博し、当時の週刊少年ジャンプの看板漫画のひとつでした。また作者の和月伸宏さんのもとに、現在第一線で活躍している「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎さん、「シャーマンキング」の武井宏之さんなど有名な作家さんがいる。
るろうに剣心の今までの内容は?大ざっぱですが解説をしていきます。
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江戸後期に改革派にあたる討幕軍に属し、新撰組などの幕府側の人間を暗殺していた、飛天御剣流の後継者、主人公緋村 剣心は、日本中を懺悔の旅をして流れていたが、江戸で、あまり裕福では無い剣道道場の神谷薫と出会います。彼女の道場を奪おうとする人間から道場を守ったことが縁で、一時神谷道場に居候となる剣心。幕末時に縁がある、政府上層部の人間の頼みを聞きながら、人々を救いますが、京都にて、国を転覆させる計画を立てている、今でいうテロリスト集団、志々雄真実の一派との戦いに身を投じることになります。この話は、京都編として区切られています。
壮絶な戦いの末、勝つことができた剣心たちですが、その後、幕末時に結婚し、死に別れた妻、雪代巴の弟、縁が敵となって現れます。この話は人誅編といわれています。
その後の話がOVAにありますが、人誅編で出てくる雪代巴との話を追憶編、そして、剣心の最後を書いた星霜編があります。
るろうに剣心の続編に出演するのは緋村剣心以外に誰がいるのか、検証してみます。
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るろうに剣心の続編は北海道編として作られています。この始まりは、剣心と結婚して子供である剣路がまだ小さい頃の話になります。薫の父親は、1作目でもOVAでも語られることは、ほとんど無く、剣心自身も幕末に会ったことがあるようですが、詳細を語られることはありませんでした。その薫の父が北海道で生きているという情報が入り、会いに行こうというところから始まります。
そして、神谷道場にいる門下生、明神弥彦の後輩にあたる、井上阿爛、そして彼と縁がある長谷部明日郎、この2人は、短編で書かれている「明日朗、前科アリ」の主人公の二人になります。この2人もまた、北海道編で出てくることになると思いますし、前作のるろうに剣心で、主人公 剣心がもつ逆刃刀を受け継ぎ、神谷道場を背負う明神弥彦も、登場することになると噂されています。
そして、前作から出てきている斉藤一や、四乃森蒼紫も、話を彩る重要なキーパーソンとして出てくるのではないかと言われています。
るろうに剣心の続編、北海道編はどこで読める?
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るろうに剣心の続編である北海道編は2017年9月4日に発売されている「ジャンプスクエア」10月号から連載されています。ジャンプスクエアは、るろうに剣心のほか、青の祓魔師や血界戦線、ギャグマンガ日和、双星の陰陽師など他にアニメ化されている作品も掲載されている漫画で、ネット配信もされています。毎月4日販売です。
まとめ
るろうに剣心北海道編は、今までのストーリーを踏襲しつつ、新たなキャラクターが出てくることで、ただ懐かしい話になることなく、新たなるストーリーとして話題になっていくと思います。北海道編は始まったばかりです。これからが楽しみですね。