今月7日、とうとう国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫・三浦清志容疑者が業務上横領容疑で東京地検特捜部に逮捕されました。清志容疑者は、再生可能エネルギーに関する投資やコンサルタントを手がける「トライベイキャピタル」の代表取締役でした。2019年10月に3回にわたり、発電事業で設立した特別目的会社の口座から計4億2000万円を横領した疑いがもたれています。
清志容疑者は弁護士を通じ、「業務上横領に当たるような罪を犯したことは決してありません。今後とも無罪を主張する」とコメントし、妻の三浦氏も、「一部報道におきまして、私の夫である三浦清志が逮捕されたという事実を知りました。引き続き、捜査に全面的に協力する所存です。家族として、夫を支えながら推移を見守りたいと思います」と、自身が代表を務める「山猫総合研究所」の公式サイトで声明を発表しました。point 250 | 1
清志容疑者の一連の問題が明るみになった今年1月下旬から、三浦氏は木曜レギュラーを務めるフジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」や、テレビ朝日系「朝まで生テレビ」などのメディア出演を控えている状態が続いていました。今回の夫逮捕によって、《いよいよTV復帰の道が絶たれたのでは?》という声がSNS上であがっています。point 211 | 1
「自分だけの被害体験に閉じこもらずに生きていく」と自著で三浦さんは2019年5月、自身の半生を描いた著書『孤独の意味も、女であることの味わいも』で、14歳の頃に遭った集団性◯被害や、長女を流産したことなどを告白しています。性◯害を受けた人は、周りの理解が得られない二次被害もありますが、三浦さんはインタビューで『だからこそ被害者然とするのではなく、自分だけの被害体験に閉じこもらずに生きることで得られるものがあった』と発信していました。point 274 | 1
痛みを強さに変えてきたという自負を感じさせる内容であり、三浦氏の生き様から勇気を与えられた人もいたのかもしれない。ただ、見方を変えれば、三浦氏の告白は、「苦難を乗り越えて強く生きてきた自分」を広く認知させるものでもありました。実際、本のレビューでは『基本的に三浦氏は被害者だが、その一方で自らの過去の不倫にもしれっと触れており、い◯めを受けたのも無理はないな、と思ってしまった』『文章はうまいけど、独特の粘り気が鼻について最後まで読めなかった』という声もありました。point 289 | 1
夫の清志氏とは東大在学中に出会い、学生結婚しました。三浦さんは自身の傷をポジティブに昇華させてくれた存在として、清志氏に絶大な信頼を寄せていたようです。性◯害告白の際もそうでしたが、『私は負けない』という姿勢がどうしても出てしまう。ご自身も、情報番組で一般の主婦やサラリーマンから共感を得られるようなコメントをするのは難しかったと思います。point 226 | 1
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