女優の宮沢りえさん(48)が、1987年に出演したことで話題となった「三井のリハウス」の新CMが公開されました。なんと今回、宮沢さんは34年ぶりに“白鳥麗子”を演じました。 当時14歳だった宮沢さんが出演したCMは、「今度、朝日ヶ丘にリハウスして来ました、白鳥麗子です」と、新しい学校に転校してきた少女の学校生活や成長を描いた物語でした。
宮沢さんは、初めてこのCMに出演した当時の撮影について、「初めてセリフというものをいただいて、正直本当に緊張した。手も膝も震えていたのを覚えていて、撮影が終わった後、私は絶対女優さんにはなれないって思ったんです」と、初々しい記憶を振り返りました。
CMに出演してからは、自身の私生活も大きく変わったそうで、「“白鳥麗子だ!”って電車に乗っていても道を歩いていても。自分という人間が認識された初めてのCMだったのかな」と、感慨深そうに語りました。
今回の新CMではそんな“白鳥麗子”が中学生の娘(近藤華)を持つ母親になって、以前に住んでいた街を訪れるという34年前のCMの続編ともいえる内容になっています。宮沢さんは、「感慨深いというか34年、自分はこの仕事をやってきたんだなということも思い出したし、すごく思い出に残る撮影でした」と、自身の女優人生を思い出しながら笑顔で答えました。
インタビューでは、今回のCMにちなみ『家の中でこだわりたい場所』を聞かれた宮沢さんは、「うちは植物がたくさんあって、テラスに朝陽があたる時間に起きて、私の朝はキッチンから始まるので、キッチンから緑が見える場所で太陽が感じられる景色があるということが、一番大事かな」と、自身の私生活を通して家へのこだわりを明かしました。
さらに続けて、『家はどのような場所?』と聞かれた宮沢さんは、「家はエネルギーを補充する場所っていう感じ。人として一番大事なものが詰まっている場所ですね」と、自身にとっての家の大切さなどもコメントしました。