俳優の生田斗真(35)さんが20日、NHK「ごごナマ」(月~金曜後1・00)に生出演しました。俳優人生の原点や、プライベートを明かしました。
地元のサッカークラブに所属し、サッカー一筋だった小学5年生のときに、SMAPファンだった母親が事務所に履歴書を送ったことがキッカケで、ジャニーズ入りしました。以来、芝居1本で勝負している“ジャニーズの異端児”であり、近年は惜しげもなく肉体美を披露したり、トランスジェンダーの女性役など、難役にも挑戦しました。
学生時代、自分は何をすべきで、何が1番好きか?と考えたときに、芝居が1番好きだと気付き、少しでも自分の腕を磨きたいと、芝居にシフトチェンジしていったといいます。「普段、自分はどこか空っぽな人間だと思っていて。台本があると何て言うのかな…自分の人生が華やかになるんですよね。他人の人生を疑似体験できるわけで、その時間が凄く好きだなというふうに思いますけど。」
事務所の同期は、嵐の松本潤(36)さん、二宮和也(36)さん、相葉雅紀(37)さん、山下智久(34)さんら豪華な顔ぶれですが、特に松本潤さんとは大ゲンカしたこともあるといいます。「中学生くらいの時、僕も松本君もかなり子供だったので、なぜか分からないけどよくケンカしていたんです。」と生田斗真さん。「メイク、先に行けよ」、「お前が行けよ」という程度のことでも、しょっちゅうケンカをしていたそうです。
時にはつかみ合いのケンカもしましたが、いつも勝てず、いつか復讐(しゅう)を…と思った生田斗真さんは、当時、松本潤さんが控室でよくやっていたゲームのディスクに、足を冷やすための冷却スプレーをかけて故障させたといいます。レベルを上げていたゲームを台なしにされた松本潤さんは、『レベルを上げた時間は戻ってこない!』と激怒したといいます。
この件に関してはいまだに許されておらず、松本潤さんは根に持っているといいますが「今はもうとっても仲良しなんですけど。1番よく会うジャニーズの仲間です。」とし、続けて「(ケンカは)子供の頃ね、子供の頃です。」と、満面の笑みで締めくくりました。
中学生のころからいつも一緒でしたから、互いの友人も、全員知っているそうです。嵐のコンサートに、松本潤さんの主演ドラマ『花より男子』(TBS系)のメンバーが来たときは、その輪にサラリと生田斗真さんが加わっていたこともありました。生田斗真さんの主演舞台後の打ち上げで、生田斗真さんが帰ったあとも松本潤さんがキャストと飲んでいたこともあったそうです。
「ケンカするほど仲がいい」というのは、生田斗真さんと松本潤さんのことを指すのかもしれませんね。