お笑いコンビ「タカアンドトシ」のタカさんが13日、関西テレビ「おかべろ」に出演。コンビ結成から今までを振り返り、人生最大の挫折や苦悩を明かしました。
コンビを組んで30年が経つ、お笑いコンビ「タカアンドトシ」の2人。番組では2人の出会いから、今までの芸能人生を振り返りました。2人の出会いは中学生の頃、当時タカさんが通っていた中学校にトシさんが転校してきたそう。2人は違うクラスだったそうですが、話していくうちにトシさんの面白さに気づいたタカさんが、「コンビを組まないか」と提案したといいます。point 226 | 1
そして2人は別々の高校に進学することになりますが、高校卒業後吉本興業札幌事務所の1期生としてプロデビュー。当時についてタカさんは「北海道で、道産子芸人第1号として大きく取り上げてもらった」と話しました。
その後、東京進出を果たした2人ですが、実はその前に大きな挫折があったことを告白。2人は当時一番可愛がっていた後輩のお笑いコンビ「アップダウン」に、東京進出目前に抜かれてしまった出来事を明かしました。
タカさんは、「アップダウン」と一緒に東京へ行き、ある番組のオーディションを受けたといい、「ほぼ、タカアンドトシで決定だけど、お前らも勉強のためについてけみたいな感じで行ったらそっち(アップダウン)のほうが受かっちゃって」と苦い過去を語りました。
さらに、タカさんはそのオーディション結果を、「アップダウン」の阿部浩貴さんと一緒に遊んでいる時に知ったそうで、「阿部が車を止めて電話出て、『オーディション受かりました』って言ってきて。えっ?てなって」と当時を回想。
ショックのあまり「車を降りて(ドアを)バタンって閉めて帰りました。一言もしゃべらず」と話し、「絶対言えなかった、おめでとうなんて、悔しすぎて。地獄でしたよ」と、暗い表情を見せました。タカさんは当時を振り返り、再び悔しさがこみあげてきたのか「帰っていいですか?」と話し、笑いを誘いました。