今年4月に週刊誌『週刊女性』などによって、女優に対する性加害疑惑を報じられた園子温監督が、12月20日から公開予定の映画『もしかして、ヒューヒュー』で偽名で仕事復帰していたと報じられて波紋を呼んでいます。ネット上での反応なども一緒に見ていきましょう。
園子温監督は4月に週刊女性によって、自身が手掛ける映画への起用をチラつかせながら、複数の女優と関係を持っていると報じられ炎上騒動に発展しました。園監督は翌日、自身の公式サイトに謝罪文を掲載し、「関係者の皆様にご迷惑とお騒がせをしてしまいました事、また作品をみてくださった視聴者の方を含め、皆様にお騒がせをしてしまっていることにつきまして、深くお詫びいたします」
「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」などと謝罪していました。しかしそのいっぽうで5月19日、園氏は公式サイトで「記事の内容が事実でないことを明らかにして参りたい」といい、「週刊女性」の発行元に対して訴訟を起こしたと発表しました。この報道以来、表舞台から姿を消していた園監督だが、密かに“復帰”が決まっていたというのです。
11月7日に配信された「SmartFLASH」の記事によると、園氏は12月に公開される映画「もしかして、ヒューヒュー」に“山本孝之”という名前で脚本家として参加。関係者は「園氏が直筆で書いたものを、別の関係者が書き起こして使用した」と述べたということです。園監督自身は、「やってません」とキッパリ否定したといいますが、偽名を使っての復帰に、ネット上ではこんな声があがっています。
- 偽名で簡単に復帰できてちょろい世界だな
- 脚本ならいいんじゃないの?直接セクハラできないし
- 邦画業界は腐り過ぎ
- 映画を公開中止しろ
- 山田孝之かと思った
などと炎上していますね。園子温監督は週刊女性の報道に対して、詳細には触れずに事実と異なる点が多くあると主張しているのですが、SNSなどを通じて複数の女優等が園監督からの性加害など、様々な問題行為を訴える声が上がっています。まずは被害者の方もいるので、性加害問題に対する説明をきっちりとしてほしいものですね。
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