「退職した女性がゴミ箱を漁る理由とは? 毎月収益だけでも数十万台」
アメリカでゴミ箱を漁り、生計を立てている女性の話が話題になっています。
8月26日(現地時間)、ニューヨークのポスト紙がこのニュースを伝えました。
報道によると、ティファニー・シェリー(32)は、2017年1月から捨てられた物を拾い、拾って得た物を中古市場に売り戻しました。
これに先立ち、彼女はYouTubeの動画を見ていたところ、少女らがゴミ箱を漁り使えそうなものを見つける姿を見たといいます。
その映像に感銘を受けた彼女は、実践に乗り出しました。
続いて、これ見よがしに初日だけで1200ドル(訳14万円)相当の化粧品をゴミ箱から取り出しました。
すると、彼女の夫ダニエル・ローチ(38)も共に行う意思を明らかにしました。
現在、この夫婦は毎週800~1000ドル(約9~12万円)の収益を得ています。また、4人の子供たちも親と共にゴミ箱を漁っています。
彼らはまた、自宅の車庫の前を中古市場のように飾りました。
中古市場に出てくる大半の物は、封も開けずに捨てられた物や、ほとんど使用していない物が多くありました。
ゴミ箱を漁る生活をして一定のレベルの収入を手にすると、彼女は昨年、正社員として働いていた飲食店の従業員の仕事を辞めました。
拾った物の中で、ソファーやテーブル、服などは直接使用することもあるそうです。
彼女は「私たちがゴミ箱から物を持ってこなかったら、全て埋立地に行っただろう」とし、さらに「環境と地球を綺麗に維持するのに力を貸すことができて幸せだ」と強調しました。
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