俳優の高知東生が9月27日にこの世を去った女優の竹内結子の訃報について自身のTwitterで言及し、反響を呼んでいます。今回の逝去で「お子さんがまだ小さいのに…」といった意見が多い中、母親を自死で亡くしている高知東生にとって思うことがあるようです。
高知東生プロフィール
本名: 大崎丈二
生年月日: 1964年12月22日
出身地: 高知県
身長: 182cm
血液型: B型
高知東生が竹内結子の訃報に関し持論を展開する
9月27日の竹内結子の訃報に関し、高知東生が9月28日にTwitterを更新。自身も母親を自殺で亡くした立場として持論を展開しました。残された子どもたちのことに関する発言に関し「それが一番つらい」という高知東生。「それは俺自身が一番知りたかった事」と綴っています。point 215 | 1
竹内さんの件、自死遺児の俺は「子供がいたのになんで?」と目にすることが一番辛い。それは俺自身が一番知りたかった事。愛されなかった子供とずっと信じていた。心を閉ざしている時は、周囲の人が良かれと思って何を言ってくれても届かなかった。俺も愛されていたと思えたのは55歳になった今年のこと
ADVERTISEMENT — 高知東生 (@noborutakachi) September 28, 2020
お袋は自死したけど、俺のことを最後まで大切に考えてくれ、愛してくれていたと今は信じている。例えそれが真実でなかったとしても、自死遺児の俺にとって自分が心からそう思えるようになったことで、自分を赦せた。親の命綱になれなかった自分を責めてしまう子供もいる事を知ってもらえたら有難い。
ADVERTISEMENT — 高知東生 (@noborutakachi) September 28, 2020
長年の間「愛されなかった子供とずっと信じていた」という高知東生。しかし、今年に入り「母親に愛されていた」と実感するようになったそうで「親の命綱になれなかった自分を責めてしまう子供もいる事を知ってもらえたら有難い」と締めくくっています。
ネット上で反響の声が相次ぐ
このような高知東生のツイートには多くの反響の声が寄せられることになりました。高知東生と同じく、家族を自死で亡くしたネットユーザーから続々とコメントが綴られています。当事者であるからこそ寄り添える高知東生の発言に少しでも助けられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
母親を自殺で亡くしたら心理的に励ましの声が出てきそうですが、当事者からしたらそのような時こそそっとしてほしい、と思うのが本音ではないでしょうか。自ら子どもの元を離れてしまったものの、親は子どものことを心から愛していたという言葉には非常に重みが感じられますね。
まとめ
このように、竹内結子の訃報に自死遺児の立場から持論を展開した高知東生。これには当事者ではないと分からない辛さがあると思いますので、このように情報を発信してくれる高知東生に救われた方が少しでもいることを願うばかりですね。