以前文春が、秋篠宮家の長女である眞子さまと小室圭さんの結婚について、このようなアンケートを行いました。
眞子さまのご結婚について、みなさんはどう考えますか。次のA~Cの選択肢の中からひとつを選び、あわせてその理由もお答えください。
- 佳子さまのお言葉のように、眞子さま一個人としての希望がかなう形が望ましい。
- 秋篠宮さまのお言葉のように、多くの国民が納得し、喜ぶ状況になるまで結婚は待つべきだ。
- どちらとも言えない。
アンケートの結果はこの通りでした。
AとCを大きく上回る形として、なんと!7割以上がBの「多くの国民が納得するまで結婚は待つべき」を選択したことが分かりました。
回答総数は1862で、回答者の中では41%が男性で、59%が女性であったことが分かりました。また、回答者の年齢は14歳から98歳までだったことが分かりました。
Bの回答者の約60%が女性で、1104人の全女性回答者のうち、約74%がBを選択したことが分かりました。
それに対して、60%の男性がAの「眞子さまの希望がかなう形に」を選択し、その約90%が40代以降に集中していたことが分かりました。
回答者の意見の一部をご紹介いたします。
【A.佳子さまのお言葉のように、眞子さま一個人としての希望がかなう形が望ましい】
「万が一、本人が後悔しても自分で選んだことだから仕方がない。国民の顔色を見て、ひとりの女性としての人生を無駄にしてほしくない」(37・女)
「人としての、大切な一生。国民の納得もそうだが、まずは眞子さまの気持ちを大事にしてあげたい」(68・男)
「眞子様のお気持ちが一番大事。結ばれても、結ばれなくても眞子様が決めたことなら国民は受け入れます。ただ、小室さんの印象が悪いのは事実」(48・女)
「秋篠宮様の言葉は、父親としての娘を思う一般的な発言だろう。子を持つ親としては当然だと思う。されど結婚は本人同士がどう思っているかである」(60・男)
「Aを秋篠宮さまが仰れば、国民からは反発がかなりあるかもしれません。しかし、父親として、その風に盾になり、娘を守ってあげて頂きたい。祝福してくれる国民も必ずいますから」(59・男)
【B.秋篠宮さまのお言葉のように、多くの国民が納得し、喜ぶ状況になるまで結婚は待つべきだ】
「小室さんの親のことは別としても、小室さんの態度が尊敬できない。多くの人に理解していただきたいという思いが伝わらない」(70・女)
「税金が使われるのですから、秋篠宮様の見解が妥当だと思います。私は小室さんの母親と近い年齢で息子もおりますが、息子にこんな迷惑をかけるようでは……」(61・女)
「一般人の結婚でもこれほどの揉め事になれば、親の立場で考えれば難しい問題と考えます。ここまでこじれると秋篠宮殿下は親として眞子様を説得するべき」(70・男)
「お二人と同い年です。小室さんは、留学の奨学金など眞子さまの立場を利用しているようにしか見えず結婚には反対です。また、ここまできても結婚の意思が変わらない眞子さまにも少し失望しています」(27・女)
【C.どちらとも言えない】
「今までの皇室の考え方ではBであるが、新しい時代の皇室のあり方、皇室の方々の基本的人権を考えた場合、Aという選択肢も考えられる。あたらしい元号の時代を迎えるにあたり、玉虫色の選択だがCという回答が妥当なところである」(59・男)
「誰のための、何のための結婚なのかよくわからない。ふたりを今後どう応援すればいいのかもよくわからない。結婚する意味ってなんだろうってニュースで見ていて思います」(29・女)
「ちょうど小室氏問題が騒がれ始めた2017年12月からインドネシアに移住しています。こちらでは半世紀前のことなのに元スカルノ大統領デヴィ第3夫人のことを20代の若者まで知っているほど日本に対する関心、憧れが強く、この問題について質問される度に日本人としては返答に困惑します」(61・女)
「このアンケートはどちらもゴールは『結婚に賛成、祝福』となる。AもBも有り得ない選択」(34・女)
東京大学史料編纂所教授の本郷和人氏による見解:
「7割以上が『B』ですが、これは眞子さまの結婚を、わが娘の輿入れのように心配した“親目線”の回答者が多かったということでしょう。一方で『A』と答えた12%は、近代的価値観を皇室にも反映させるべきだという『開かれた皇室』の支持層なのかも知れません。正直、私自身もかつては『閉じられた皇室などとんでもない』と考えていたのです。しかし現在ではどうかというと……、『開かれた皇室では、こういうことが起こり得るのだなぁ』とすごく反省しているところです。『本人が良いというのだから結婚したらいいじゃないか』という人もいるけど、彼らは眞子さまのご結婚を心から祝福しているわけではないと思う。僕はもうオヤジだから、あの可愛らしい箱入り娘の眞子さまが、幸せに結婚されたらいいなぁ、とただ願うばかりなんですよ」
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子氏による見解:
「個人的には『B』と答えたいところです。正直、小室さん母子の金銭トラブルばかりに注目してしまうのですが、一人の女性として考えれば、『A』の『一個人としての希望がかなう形に』という意見も理解できます。せっかく7年近くも本気で交際した人と結婚できなかったら、ポッカリ空いた心の穴は簡単には埋められない。昔なら尼寺に行ってしまうところです。周囲が引き離そうとしても無理でしょう。ご自身が小室さんに失望でもしない限り、眞子さまは諦められないと思います。たとえば、小室さんがアメリカでピザとかジャンクなものを食べて、太ったロン毛の男性になったら眞子さまのお気持ちも冷めるかも知れない。個人的には『小室さん、家に籠もってどんどんピザ食べてください』と思っています(笑)」