立憲民主党の蓮舫代表代行は29日、衆院選東京18区から立候補した菅直人元首相を応援しました。
この選挙区は菅氏と元民主党で現自民党の長島昭久元防衛副大臣による〝仁義なき戦い〟として大きな注目を集めています。
蓮舫氏は新型コロナウイルス対策として国が調達した〝アベノマスク〟約8300万枚(115億円相当)が配布されず倉庫で保管されていた問題にこう言及しました。
「(マスクの)保管料だけでも半年間で6億円ですよ。安倍さんに払ってもらったほうがいいんじゃないですか」
さらに蓮舫氏は麻生太郎氏が北海道で25日に行った街頭演説で「平均気温が2度上がったおかげで、北海道の米はおいしくなった」と発言したことに噛みつきました。
「こんな(麻生氏の)発言、絶対に許しちゃいけないんじゃないですか。しかも、ブランド米の名前が間違っていた。コシヒカリ? 聞いたことがない。ゆめぴりかでしょう」
さらに「北海道の人に聞いたら、ゆめぴりかをつくるのに400回以上失敗を重ねていると言います。開発を繰り返し、失敗を繰り返し、ようやく出したブランド米、それをこともあろに、現場の声を聞かず、農民の苦労も知らず、生産者の努力も知らず、放言を言い放つ人が、自由民主党副総裁。私はこの一点を持ってしても、自民党を勝たせちゃいけない選挙だと改めて訴えたいと思っています」point 244 | 1
これに対してネット上では、「どこに行っても他党の批判ばかり」「もっと調べてからコメントして」「国民のことを考えて実際に行動して」などの声が上がっています。
蓮舫氏の応援は菅氏の再選につながるのか、選挙の行方に注目が集まっています。
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