政府の観光支援策「GoToトラベル」事業を巡り、東京都の小池百合子知事は12月1日にも首相官邸で菅首相と会談。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者と基礎疾患のある人を対象に、都内を発着する旅行の利用自粛を求めることで一致したと発表しました。
これを受け、2日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、GoToトラベル利用自粛を呼びかけたことについて特集。
コロナ感染で特に重症化リスクの高い65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人を対象に、都内を発着する旅行の利用自粛を求めたことに対して、都民からは「なんで年齢制限するんだろう」「65歳以上の人は外に出るなってこと?」「65歳で切るのはおかしいと思う」といった疑問の声が寄せられていました。
そうしたなか、番組での取材中に、シニア向けのスキー旅行を企画していた旅行会社は苦言をポロり。
その企画の参加者の9割が65歳以上だということで、開催できるかはまだわからない状況に「キャンセル料の補填をしっかりしてくれるのか…」と嘆く場面も。こうした状況に激昂したのは小倉アナだったのです。
今回の自粛要請について、同番組に出演した昭和大学客員教授の二木芳人氏は「自粛対象の方々は十分に自粛している」「かなり限定的な効果に留まるんじゃないかな」と指摘するなど、対象を高齢者にするのはおかしいとひとこえ。
そこに小倉アナは「なんで65歳以上なんだよ!」と心の声を叫んだのでした。
今回の放送を受けて視聴者からも共感の声が続出。実際にネット上では「線引きがあいまい」「どうして高齢者だけなの?」「微妙な止め方するならGoTo自体を停止したほうがいいのに」
「正直、65歳以上の線引きが曖昧な気がする」「今後、違う地域も停止になる可能性があるって考えると旅行には行けないな…」といった疑問の声も寄せられていました。
自粛期間は今月17日までの予定だということですが、果たして効果が出るのか…