人気音楽ユニット『変態紳士クラブ』のメンバーで、営利目的で大麻を所持していた容疑で4月に逮捕されたVIGORMAN被告(ビガーマン 本名=北浦翔暉 25歳)が、週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』のインタビュー取材で事件や今後について語っています。しかしその内容をめぐってはネット上では波紋を呼んでいます。
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北浦被告は今年4月、自宅に乾燥大麻を所持していたとして逮捕され、大麻取締法違反(所持)罪で起訴されていました。その後、保釈されたが、世間では報じられませんでした。変態紳士クラブは2017年に結成してわずか5年で日本武道館でのライブを成功させるなど音楽シーンの注目を集めました。代表曲「YOKAZE」はYouTubeの再生回数が6500万回を突破。今後も順風満帆な道を歩んでいくことは確実と思われた矢先の、突然の逮捕となりました。
北浦被告は少し戸惑った表情で、「公判前で話せないこともあります」と慎重に言葉を選ぶ様子ではあったが、「自分の口で語る説明責任がある」と、逮捕への戸惑いや今後の音楽活動について、約2時間にわたりインタビュー取材に応じたといいます。
弁護士同席のもとで取材を受け、事件に対して謝罪した上で、大麻所持で逮捕されるとは考えていなかった?との問いには、「全く考えたことはありませんでした。大麻は全て自分で使っていただけだったので、情けないですが、一個人の話だというぐらいの軽い気持ちでしかありませんでした。まさかガサが入って逮捕されるとは思いませんでしたし、逮捕されたらどうなるかもあまり正直考えたことはありませんでした。」などと語り、
自宅で大量の大麻を所持し営利目的の容疑で逮捕されたことについて、「所持量から営利目的とみなされたのだと思いますが、これは事実ではないとはっきり断言させて頂きたいんです。起訴事実にも営利目的は結局、含まれませんでした。大麻は全て自分で使うために持っていました。」「警察に押収された大麻は全て自分のものですし、実際に自分の生活のなかに大麻があったことは事実です。」「数年前の楽曲で大麻の使用を示唆したり、認めたりするような内容を歌ったこともありました。その頃の曲が好きだったというリスナーの方に『あの時の俺は間違っていた』なんて、いまさら言うつもりは全くありません。歌詞は全部自分で書いているので、全て自分が思っていたことです。」などとも語っています。
違法行為で逮捕されたことは反省しているものの、大麻は悪いものではないとの考えに変わりはないとしています。保釈後に変態紳士クラブのメンバー等と会ったことも明かし、その時の様子については、「『おかえり』と言ってもらえました。付き合いは10年ぐらいですが、今でも週何回かは3人で晩御飯を食べますし、メンバーというより友達という感覚が強い。」としています。このように語ったVIGORMAN被告に対してネット上では辛辣な声も少なくなく、
- 悪くないと思ってるんだったら謝罪する必要もないと思う
- 「逮捕されてラッパーとしての箔がついた」とか考えてそう
- ドレッドでマリファナ吸うって形に憧れちゃったんだよね
- 逮捕されても尚 大麻には悪いイメージがないとか大麻を所持し逮捕された事を認めた事が誠意とか全く意味が分からない。
などと波紋を呼んでいます。VIGORMANは弱冠25歳。社会的責任を認識した彼は、今後どういう姿をファンに見せていくのでしょうか…。再起はあるのか、見守りたいですね。
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