なんとたった2ヶ月間、寝てゴロゴロしているだけで約200万円もらえるバイトが登場し、海外で大きな話題になっています。
米国宇宙航空局ナサ(NASA)が、怠けた人のために異色的で非常に甘い提案をしました。
過去、オンラインメディアラッドバイブルで、NASAが約60日間ベッドに横たわる実験に参加する人を募集していると報道しました。
募集対象者は年齢24歳から55歳の間で、健康状態のいい女性であり、この実験は無重力状態が人体に及ぼす影響を研究するための実験に動員されるといいます。
また研究にかかる総時間は89日間で、5日間のオリエンテーションを終えた参加者は、60日間の実験に参加し、14日間の休息とリハビリを介して、日常生活に戻る準備を終えるというのです。
実験内容に関しては、以下の通りであることを公表しています。
・すべての参加者に対して、1人部屋に泊まらさせ、頭のほうが少し傾いたベッドに横になり、1日を過ごす必要があること。
・また本を読む、テレビを視聴するなどのような生活にかかわるすべてのアクティビティが可能で、スマートフォンも使用可能である。
・散歩のような運動だけでなく、飲酒・喫煙なども完全に放棄しなければならない。
・また参加者は、栄養士が特別に設計した食事に、適正カロリーと必須栄養素を摂取することになる。
このような実験内容について皆さんはどう思いますか…?
2ヶ月間のベッドに横になっているだけといっても、本当にそうしていなければならず、運動や外出は許されていない。人工的に作り出された無重力状態なども想定されているといいます。
トイレから食事から何から何までが、そんな状態で行わなければならないのです。
実験を成功的に終えた参加者には1万8千ドル(約200万円)の費用が支給されるといいます。
このバイトの募集には、比較的簡単な仕事にもかかわらず、給料が高いことが理由で、多くの志願者が殺到したそうです。
しかし、これを経験した人たちによると、「思ったより手ごわい仕事だから、慎重に対応したほうがいいよ。」とすべての志願者にアドバイスしているといいます。
NASAは「この実験は、極微重力(引力がほとんどない宇宙軌道の状態)が身体に及ぼす影響を研究するためのもの」と説明しており、宇宙飛行士の健康のために必要な研究と伝えています。
またこの実験は、ドイツ航空宇宙センター(German Aerospace Centre:DLR)とNASAの協力のもとで行われたそうです。
これにはネット上でも、
「寝ているだけでいいんやったらやりたい」
「好きなことできるならやってみたいけど…」
「でも寝てるだけって結構辛いよね!」
などのコメントが寄せられています。
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