手作りのアクセサリーやマスコットなどに興味があるという方におすすめなのが樹脂粘土です。
この粘土を使えば、誰でもすぐにかわいいアクセサリーや小物を作ることができるのです。
流行りのスイーツデコも楽しむことができます。
樹脂粘土の使い方や特徴について
粘土の扱い方自体もそれほど難しくありませんので、不器用な方でも気軽に楽しめるのが魅力です。
粘土をこねて、果物や葉っぱなど、好きな形に整えたら、あとはそのまま自然乾燥させるだけでよいのです。
また、制作時間も、数十分から数時間程度ですから、空いている時間を利用して、手軽に手作りが楽しめるのが魅力です。
樹脂粘土の成分は?
そもそも、樹脂粘土とは、一体どのような粘土なのでしょうか?樹脂粘土の定義については、各メーカーによって多少異なっていますが、基本的には酢酸ビニルエマルジョンがベースとなっている粘土とされています。
酢酸ビニルエマルジョンというのは、木工用ボンドに多く含まれている成分です。
この酢酸ビニルエマルジョンは、空気に触れて乾燥することで、固まる性質があるため、樹脂粘土も乾くと硬化します。
乾燥までの時間については、その粘土の厚みや大きさや種類によって差がありますが、だいたい2・3日から1週間程度となっています。
花びらなど薄くて小さなものをつくるのであれば、1日程度で乾いてしまうこともあります。
この粘土は、完全に乾燥すると、非常に硬くなるので、耐久性に優れている点も特徴です。
中には、耐水性の高い粘土もありますから、組み合わせ次第で色々なものを作ることができてしまうのです。
どこで手に入れるの?
粘土の入手方法ですが、ハンドメイド用品を取扱いしているショップで購入することができます。
最近では、100円ショップでも取扱いしていますので、比較的簡単に手に入れられるのが魅力です。
粘土のカラーバリエーションも豊富で、グリーン、ブラック、ホワイトなど様々な色が用意されています。
また、色のついた粘土同士を混ぜ合わせたり、専用の絵の具を使って、自分好みの色に調整することもできます。
着色用に使う絵の具は、アクリル系が一番おススメです。
アクリル絵の具は発色もきれいですし、さらに乾きも早いので、非常に使いやすいからです。
自分だけのオリジナルカラーの小物が作りたいと思っている方には、最適な粘土といえます。
樹脂粘土自体は安全な粘土ですので、直接素手で触っても全く問題はありません。
口に入れても、問題はない粘土もあるようです。
安全性がどうしても心配だという方は、手袋をしたり、日本のメーカーが販売している粘土を選んでみるものよいでしょう。
日清アソシエイツ株式会社から販売されているものは、原料が穀粉となっているので、比較的安全性が高く、初心者でも扱いやすいのでおすすめです。
ただ、粘土を着色される際には、絵の具に有害な物質が含まれていることもありますので、気を付ける必要があります。
また、粘土をオーブン等で加熱して焼いたりしてしまうと、有毒ガスが発生する危険性もあるので、注意が必要です。
樹脂系の粘土は、オーブン等で焼かずに自然乾燥させて使うようにしてください。
樹脂粘土はオススメ!
粘土を使ってどのようなものを作ったらよいのか分からないという方は、インターネットで画像を探してみるとよいでしょう。
インターネットサイト上には、ブレスレット、ペンダント、ピアスなど素敵な作品の画像がありますので、きっと参考になるはずです。
中には、ハンドメイド作品を販売されている作家さんもいますので、実際に購入して手に取ってみると、より勉強になるかもしれません。
書店にも、粘土に関する本がたくさんあります。
色々な情報を参考にしながら、世界に一つだけの自分だけの作品つくりを楽しんでみてください