不倫は倫理的に、そして法律的にしてはいけないことですが、女性の中には理性で分かっていても行ってしまうといった場合があります。そして人によって動機は違ってきますが、結婚しても夫が仕事などで忙しく寂しい、誰かに構ってほしいといった気持ちから不貞に走ってしまう場合が多いです。単純に多くの人から愛されたい、大切にされたいといった人もいて、ベースは自分を認めてもらいたいという気持ちになるのかもしれません。また特殊な例としては夫が浮気をしたから自分もするといったケースもあり、意地や嫌がらせなど複雑な女心が関係してきます。
気になるのは相手ですが、男性と違って女性の場合、最も多いのは元カレが相手になる場合です。前に付き合っていたので性格をはじめ、好みやセックスに関してもある程度分かりあっているので安心感があります。特に円満に別れた元カレというのは友人関係になっている場合もあり、ちょっとしたきっかけで関係が復活してしまうことがあるので注意が必要です。他の男性に対してはしっかりとガードしていても、付き合っていた相手というのはちょっぴりですが甘えが残っていて、そのことからガードが緩んで関係が復活してしまいます。
写真:thaisbaby.com/?p=1522
それでは不倫した場合、夫に対して愛情はないのかというと、そういったわけではないことが多いです。嫌いではない、ただ必要な時に傍にいてくれなくて寂しい、不安だ、そういった気持ちから別の男性を求めてしまいます。愛されたいという気持ちは常に存在していて、パートナーが満たしてくれる場合は問題ありませんが、そうでない時には別の人に求めてしまうわけです。罪悪感がないといったわけではないですが、愛情に飢えている、与えてくれる人を望んでいると理性では抗えなくなります。
写真:girl. sugoren. com/report/1378628147896/
また不倫をしてしまう女性の心理として、「自信過剰」と「自信喪失」といった全く逆のタイプが存在しているのが特徴です。自信過剰の場合、女として自分が魅力的だと感じている、どんな男性にも好かれていると思い込んでいる、皆の視線を集めたい、異性に褒められる、求められることが好きといったタイプです。男性の目を通して自分に価値を見出してしまうので、モテることが重要になり、男性にとっても浮気の対象になりやすくなります。ダブル不倫をしてしまうタイプで、理性で違うと分かっていても自己否定につながるので改善が難しいです。
反対に自信喪失タイプは常に劣等感を抱き、恋愛に対して臆病で、男性に主導権を握られることが多くなります。それゆえ相手から求められると強く拒否できず、関係を持つと遊びで済まなくなり、後に引けない深みにはまってしまうタイプです。そして女性が不倫に走る時期も存在していて、子どもを産んでからセックスレス、夫を子どもの父親としか見られなくなった、もう一度恋がしたい、こういったケースが多くなります。特に出産後に「お母さん」を長く続けていると、自分を女として見てくる男性に出会った時、無条件で恋に落ちてしまう場合が出てくるので気を付けてください。
写真:saras-media.com/3933
女性の場合、男性よりも「心のつながり」を求めてしまい、夫の存在が重要なポイントになってきます。そのため不倫しやすい状態というのは、心が満たされていない、寂しさや孤独を抱えている、自分に価値がないと感じている時です。女性の場合は深みにはまりやすいのも特徴で、情が移ってしまうと理性で分かっていても抜け出すことができなくなります。そのため対策としては生活の中に満足感を持つこと、積極的に夫をはじめ、家族とコミュニケーションをとることです。そして寂しさや不安がある時は言葉にするのも有効で、伝えることで改善されるので試してください。