英国の山岳地域で45m絶壁の下に墜落した犬が骨折と打撲傷を負ったものの生存し、話題を呼んでいます。
今月20日(現地時間)、英デイリーメールなどによると、ハンガリー人ビーズーラ品種狩猟犬ウォルターは、15日正午ごろ飼い主のジョナサン·ライス氏と南ヨークシャー山岳地域を登山中に踏み外し、45メートルの絶壁の下に墜落してしまいました。ウォルターは骨盤の骨が折れるのはもちろん、体の随所に打撲傷を負って出血もひどくてまともに動けなかったそうです。
飼い主のライス氏は、直ちに一緒に登山していた友人3人と絶壁の下に降り、ウォルターを尾根の近くに連れて行った後、近くの山岳救助隊に連絡して助けを要請しました。
幸いにもウォルターは、事故現場で獣医の応急処置後、すぐ近くの病院に運ばれ、手術を受けてから24時間後に家に帰ることができました。ウォルターは砕けた骨盤骨を取り除き、ひびの入った骨を固定するために鉄心を打ち込むなど、大手術を受けました。
獣医師は「ウォルターが生き返ったのは奇跡的で、折れたところは骨盤骨が全てなので、これから休息を取って時間が経てば正常な姿を取り戻すだろう」と話しました。ライス氏は「ウォルターが一生のクリスマスプレゼントを今回すべて受け取った」とし「迅速かつ積極的に治療に取り組んでくれた医療陣に感謝する」と伝えました。
45mも下に墜落すれば人間でも生きて戻ってこれるか分からないなか、本当に奇跡に生き延びることができてよかったです。