久本雅美さんといえば、「笑っていいとも」など、人気バラエティ番組の常連で、テレビで観ない日はないと言っても過言ではない程人気のある芸人さんでしたが、最近テレビで目にすることがなくなったと思いませんか?
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久本雅美さんは、どちらかというと「下ネタ」を連発するタイプで、下品なイメージも確かにありましたし、特に若い女性視聴者にとっては、芸風として受け入れられにくくなってきているということはあると思います。
しかし、久本さんが干されている理由は、芸風などの問題ではなく、宗教がらみだという話があります。
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久本さんが「宗教法人 創価学会」に属していることは既に誰もが知るところですね。創価学会は芸能界にも強い影響力をもっていますが、 久本さんは、その中でも力のある信者の一人で、副芸術部長や女子部区主任部長も務めているそうです。
久本さんが創価学会に入信したのはまだ20代だった頃。若さゆえに、色々と悩みもあったことでしょう。まだ少なかった女性芸人の先駆けとしての迷いもあったかもしれません。そんな時に、創価学会の名誉会長「池田大作氏」と出会い、悩みを聞いてもらったところ、気持ちがふっきれたのだそうです。
それを機に、久本さんはどんどんブレイクしていき、押しも押されもせぬ一流の女性芸人として成功をはたしました。久本さんにとって創価学会と池田大作氏との出会いは、かけがえのないものであったことがうかがえます。
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久本さんは、人気が上がるにつれて、芸能界でも大きな力を持つようになってきました。芸能界は縦社会。先輩には従う、というのは当然です。久本さんは、共演した芸能人を次々と創価学会に勧誘していくのです。そして、断った芸能人の方々には仕事を渡さないように根回ししていたのだとか。これが本当ならとても恐ろしいことですし、仕事を失った芸人さんたちは気の毒と言わざるを得ません。
久本さんによって仕事を失ったとされるのは、加藤晴彦さん、若槻千夏さん、杉田かおるさん、波田陽区さんなど、そうそうたるメンバーです。しかし、中には久本さんの力が及ばない芸能人の方もいらっしゃったようですね。内村光良さん、ココリコの遠藤さん、濱口優さんなどは、同じ目にあっても仕事を失うことはなく、今でも活躍しています。
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ココリコの遠藤さんは、極楽とんぼの山本さんに助けを求め、久本さんの手から逃れたと言われています。濱口優さんはテレビ局に直訴したのだそうです。ここまでしないと逃げ切ることができなかったというのが、久本さんの力がいかに強かったかということを物語っていますね。
創価学会の会員には勧誘のノルマがあるというのは有名な話です。勧誘を頑張れば頑張るほど「得をつむ」こととなり、成功すれば創価学会での役職がランクアップされるのです。中には強引すぎる勧誘や、断っても断ってもストーカーのようにつきまとってくる会員もいるようで、どうしても悪いイメージが出てきてしまいます。勿論中にはよい会員の方も沢山いらっしゃるのでしょうが、こうした一部の会員の方のせいでイメージが悪くなってしまうのは残念ですね。
さて、このような手法で多くの芸能人から仕事を奪ったと言われる久本さんですが、今では逆に久本さん自身が仕事を失うという結果になってしまいました。
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その原因は「有吉弘行」さんだと言われています。有吉弘行さんがどん底だった時代に、内村光良さんはいつも助けてくれていたのだとか。だから、有吉さんは内村さんには並々ならぬ恩を感じているのです。有吉さんは、そんな恩人である内村さんから仕事を奪おうとした久本さんを許せなかったのだと言われています。
毒舌で有名な有吉さんが、人を悪く言う時には音を消す修正がされますが、実は久本さんのことを言っていることが多いのです。多くの方が気づいているようですね。有吉さんは、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていますから、この先も久本さんが以前のように復活することはなかなか難しいのかもしれません。
久本雅美さんにとって創価学会はかけがえのない大切な心のよりどころであったことは間違いありませんが、それが原因で結果的にテレビから干されてしまうことになったのは残念と言わざるをえません。