山口県阿武町が新型コロナウイルス対策給付金を、誤って1世帯に4630万円を振り込んでしまった問題で、未だに世帯主は返金に応じない中、男性の実名と住所が町のホームページで公開されました。
この世帯主は、同町がPRする『空き屋バンク制度』を利用して’20年10月に転入してきた24歳の男性でした。町は男性の母親にも協力を仰いで返還を求めましたが、男性は「罪は償う」と拒否したのです。
阿武町は先日、この男性に対して「不当利得の返還」を求めて提訴したことを町の公式サイトで発表しました。誤振込みをした4630万円に加え、弁護士費用や諸経費を含んだ5115万9939円の支払いを求めています。 町が発表した訴状の概要には、男性の氏名、住所を明記したのですが、この個人情報は瞬く間にSNS上で拡散され、町の公式サイトはサーバーダウンする事態にまで発展しました。すでに男性は仕事も辞めて行方不明だそうですが、氏名が晒されてしまったことで指名手配状態といっても過言ではないです。point 297 | 1
ひと月の支出を20万円と仮定しても、持ち逃げした4630万円は19年ほどで尽きてしまう。働かず、誤って振り込まれた給付金だけで残りの人生を生きていくのは難しいことが予想されます。
SNS上では「4630万円って高額なものの、20代が仮に騙し取れても死ぬまで遊んで暮らすには足りない」 「まだ20代なのに、今後、どうやって生きていくつもりかと思います。」「氏名公表で就職も厳しくなるでしょうし」 「4630万円は人生勝ち逃げできる額ではないから微妙だよね」という声が上がっています。point 204 | 1
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