「私だって宿題で忙しいのに!
お腹すいた父親に、ラーメンを作ってあげられなかっただけで、怒られる筋合いある!?」
あるコミュニティサイトに、父親からインスタントラーメンを作ってと頼まれたが、学校の宿題が忙しくて、作ってあげられなかっただけで、親不孝者扱いされてしまった、娘の嘆きが投稿されました。
この娘Aちゃん(中3)は、当時、学校の宿題のために、忙しくててんてこ舞いでした。そんな日に限って、母親は仕事が残業で、夜遅くまで帰って来られませんでした。
お腹が空いた父親はずっと「ラーメン作って~」と、子供のようにだだをこねていました。
「宿題で忙しいから無理!」と言っても、それでも父親はずっと「ラーメンを作って!!!」と、逆ギレするという始末。
Aちゃんは結局、母親に助けを求めて電話をしました。
「お母さん、私、宿題で忙しいのに、パパが邪魔をするの!」
すると、母親からは信じられない回答が!!
「ラーメン作るのに、そんな時間かからないじゃない、さっさと作ってあげなさい!」
Aちゃんは、返す言葉もありませんでした。
母親の言葉も、もう聞きたくないと、自分の部屋に閉じこもりました。
もう他の事は考えず、宿題だけに集中することにしたのです。
午前0時を回り、やっと母親が帰ってきました。いつもなら、「お帰りなさい!」と挨拶するAちゃんですが、さすがに今日はそんな気分にはなれません。
父親も父親だが、母親も母親!
でも、今はそれどころではありません。さっさと宿題を片付けなければならないのでした。
まったく無神経な母親。いったい娘の気持ちを理解しているのでしょうか。
母は、部屋に来るなり「なんで、お帰りなさいの一言もないの?」と、心無い言葉!
挙句の果てには、「なんでこう親に対して思いやりがないの?ママが作ったもの、あなたは、もう食べないでね」「それに、私が買ってきたアイスクリームもパパだけにあげるわ!」
Aちゃんは、「うちの両親は勉強も助けてくれないし、お小遣いも1週間に500円しかくれない。お小遣いもっと上げてと言っても、しかめっ面ばかり」「最近一人でいたい」と訴えました。
子供は奴隷じゃないですよね!
子供にだって勉強する権利や、遊ぶ権利があります。
もちろん家族の一員として、両親を助けることも大切なことですが、もう少し、この両親には、子供の意見を尊重するような、時代にそった考えを持っもらいたいものです。
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