ユナイテッド航空の客室乗務員が乗客の子犬を頭上の荷物入れに入れるように指示したところで子犬が死亡した事件に非を認めて謝罪をしました。
子犬が死亡した事件
写真:わんちゃんといっしょ
テキサス州ヒューストン発ニューヨーク行きの機内で、正規手続きを経てフレンチブルドッグの子犬をキャリーケースに入れて機内に持ち込んだ乗客に乗務員からケースを頭上に荷物入れに収納するよう指示しました。しかし、ニューヨークに到着した際、子犬は死亡していました。
写真:カラパイア
目撃者によると、客室乗務員が子犬を連れた乗客にキャリーケースを頭上の荷物入れのに入れるように指示したそうです。指示した客室乗務員はキャリーケースの中に犬がいたことを知らなかったと話していたそうです。
目撃者からの情報は?
写真:news.livedoor.com
付近の座席に乗っていた乗客のマギー・グレミンジャーさんによると、「ユナイテッド航空の客室乗務員が女性乗客に生きている子犬を入れたバッグを頭上の荷物入れに入れるよう指示しているところを目撃した」、「乗客はキャリーケースの中に子犬がいることを口頭で伝えていた」、「それにも関わらず、客室乗務員はケースを荷物入れに入れるよう再び要求したため、乗客は従った」、「フライトが着陸した際には子犬はもう死んでいた。女性は飛行機の通路で泣いていた」と伝えました。
写真:東洋経済オンライン
グレミンジャーさんはツイッターでも「女性と娘さんを助けてあげたい。彼女たちはユナイテッド航空の客室乗務員のせいで大切なペットを失いました。私の心も張り裂けそうです」と書いていました。
ユナイテッド航空の反応は?
写真:Yahoo!ニュース
ユナイテッド航空からは「決して起きてはならない悲劇的な事故だった」と伝えました。「私たちはこの悲劇に全面的な責任があることを認めます。ご家族に深い哀悼の意を捧げ、支援に全力を尽くします」と述べました。更に、「二度と再発しないよう、事実関係を徹底的に調査しています。ペットは絶対に頭上ロッカーに入れてはいけません」 と付け加えました。
まとめ
座席上の荷物入れは真空状態ではないが、子犬の死につながった可能性は酸素不足が大きいとアメリカの媒体が伝えています。
写真:ameblo.jp
ユナイテッド航空の動物機内持ち込みルールに関しては「機内にペットを持ち込む場合、事前に承認を受けた硬質素材あるいは軟質素材のペット用ケースに入れなくてはならない」と定めています。「キャリーケースは乗客の前の座席下に完全に収納できる大きさで、常時そこに収納した状態でなくてはならない」と決められています。