パピーミルで子犬を産むために、10年間も働かされたチワワのハーレー。
その用済みになって、捨てられてしまった姿があまりにも切ないのです…
「パピーミル」とは、「子犬工場」を意味する言葉を指します。
営利などの目的で犬などのペットを大量に繁殖させる、悪質なブリーダーのことを指します。
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オクラホマ州のパピーミルで、チワワのハーレーは10年間も過ごしてきました。
10年間に渡って、子犬を出産させられ続けてきたハーレーは、その間に片目を失ってしまいました。
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片目を失っただけではありません。
ハーレーは心臓疾患があり、尻尾は傷があって、狭い檻の中で長年過ごしてきたために、脚も変形しています。
しかし、子犬を出産することが出来なくなった現在、“用済み”となってしまったハーレーはゴミのように捨てられてしまったのです。
そんな捨てられたハーレーを保護したのはルディさんとテイラーさんです。
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ハーレーは保護されてから、パピーミルという悪質の存在を世の中に伝えるために活動をしてきました。
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多数のメディアがハーレーの話を取り上げて、イベントなどにも参加しながら、パピーミルの問題を提起し続けてきました。
その結果、2015年に「アメリカンヒーロードッグ」とも呼ばれる存在になりました!
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しかし、残念ながら、ハーレーは2016年3月に体調が悪化して、15歳でこの世を去っていきました。
ハーレーを保護したルディさんとテイラーさんの友人であるメアリーさんはこのように語っています。
「彼は苦しむことなく、彼のパパとママの愛に囲まれて安らかに眠りについた」
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ハーレーは命がけでパピーミルの問題を世に知らせてくれました。
偉大なヒーロードッグとして、これからも語り継がれるのでしょう。
パピーミルはペット産業の闇です。
ペットショップで買う時は、疑問を持った方が良いのかもしれませんね。
ネットでは…
「日本にもパピーミルは存在してるよ」
「パピーミルで生産された子犬を買って、大きくなったら捨てるやつもいる」
「ハーレーくん、安らかに!」
「繁殖犬はパピーミルで生まれて売られる子犬たち以上に可哀想」