11月16日、お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さんが音声プラットフォーム『Voicy(ボイシー)』を更新。〝プペル歌舞伎〟のチケット価格について関する批判に、反論しました!
来年1月、東京・新橋演舞場での新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』の上演を発表した西野さん。
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが主人公プペルを、友達のルビッチを、市川ぼたんとして活動している長女・麗禾(れいか)ちゃんと長男・勸玄(かんげん)くんが日替わりで演じることが明かされ大きな話題に。
西野さんは「SS席というものがあって、それが1席3万円なんですね。歌舞伎のS席って2万何千円とかなんですけど」と説明。続けて、週刊誌が価格を批判したとし、これに田村プロデューサーが「アホか」とブチギレ。西野さんは「身内びいきするわけじゃないですが、僕もアホだと思っています」とバッサリ切り捨てたのです。
続けて、「ここで言う『アホ』というのは『性格が悪い』という意味じゃなく、『シンプルに頭が悪い』ということです」とし、そもそも物の値段を決めるのは買う人で、外野が口をはさむ問題ではないと怒りを露わに。
さらに、西野さんは週刊誌というものに対して、1円も払いたいとは思わないとしましたが、逆に400~500円を払って買いたい人もいると。買わない人が「高いじゃないか!」などと値段をとやかく言う筋合いはないし、買う人が批判されるのもおかしな話だといいました。また、中にはアニメのフィギュアに数万円を払ってる人もいるとし、各々の価値観を尊重すべきだと主張。
確かに高いと感じるなら買わなければいいわけです。しかし当初、公演の主催と制作は『松竹』と発表されていましたが、過去に例のない高額な料金や家族色が強すぎるキャスティングに難色を示したそうです。
空間と美術の演出は歌舞伎について素人の西野さんが担うということと、西野さんは原作者だけに作品への思い入れが強く、松竹側と意見の折り合いがつかなかったとも言われています。結果、やむなく松竹が折れ海老蔵サイドの自主公演となったようです。
西野さんが何か行うごとに一悶着起きているような気もしますが…。今回は海老蔵さんも若い世代に歌舞伎を見て貰いたいと考えているようなので、ぜひ公演を成功させてもらいたいものです。
週刊誌に対して西野さんの言い分に、ネット上では賛同の声や、指摘する声など、様々な反応が寄せられています!
《さすがに今回は西野の言うとおりだな。3万円の価値があると思う人は買えばいいし、そうでないなら買わなければいい。個人の自由だよ》《たしかに西野がいうことが正論。一部の身内だけでやってるんだから、外野がとやかく言うほどのことじゃないね》《価値観の相違は埋まらない。仕方ないことですね》
《歌舞伎で一番高い席は、桟敷席2万2000円だったかな。なので3万円は前例のない高さではある。相場からズレてるんだから高いと指摘されてもしかたないだろうね》《言ってる意味も気持ちもわかるけど、消費者に対して上から目線過ぎるのはどうかと思います》
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